松井珠理奈、“黒真珠”に込めた若手メンバーへの思い<SKE48「恋落ちフラグ」インタビュー>
最初に卒業を考えたのはSKE48の10周年
――全員でのダンスシーンはナゴヤドームでの撮影でした。撮影を振り返ってみて、いかがだったでしょうか?
初めてSKE48として単独でナゴヤドームでコンサートができた時(2014年)の感動は、卒業しても、これから何年たっても忘れないなって思います。でも、その当時いたメンバーはもうあまりいないので、今のメンバーでナゴヤドームに立ちたいって気持ちが実はずっとあったんです。なので、MVという形ですけど、ナゴヤドームにみんなで行けたっていうのがうれしかったなって思います。
――その全員でのダンスシーン、今作は“バイバイダンス”がポイントだとお聞きしたのですが。
“バイバイダンス”っていうと悲しい感じがしますけど、そうではなくて。ポップにというか、笑顔で「また会いましょうね」という感じというか、そういうダンスかなと思います。誰でもまねできる振り付けなので、ファンの皆さんがいるライブでやったときにはファンの方もペンライトを振ってくれるかもしれないから、それに期待したいなと思います(笑)。
――振りコピ推奨ってことですね(笑)。
はい(笑)。本当に誰でもできる振りなので。
――ちなみに、「恋落ちフラグ」というタイトルの卒業シングルになりましたが、珠理奈さんの“卒業フラグ”はどんな時に立ったのでしょうか?
最初はSKE48の10周年の時ですね。10周年でキリがいいなって思ったのと、高橋みなみさんとか宮澤佐江さんが「10周年の時に『やり切った』と思える」と言っていたのを思い出して、「確かにそうだな」って思ったんです。
ただ、SKE48の10周年の頃は休業をしていて「まだこのままじゃ終われないな」って思ったので、その後に「私がいなくてもSKE48が進んでいく」というか、「もう他のメンバーに任せられるのかな」って思ったタイミングになります。