『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に更新されるまで、19年にわたって歴代興行収入第1位をキープし続けた「千と千尋の神隠し」。そこで登場したカオナシについては多くの方がご存知のことだろう。
黒い影がお面をかぶったような奇怪なキャラクターで、作中では千を求めるあまり、「油屋」で大騒動を巻き起こした。人の欲につけ込む厄介者だが、どこか憎めないかわいさもあり、ジブリ作品の中でも人気を集めるキャラクターでもある。
緊急事態宣言発出前の12月。コスプレイベント「acosta!(アコスタ)」に、そんなカオナシのコスプレイヤーがいた。周りが和気あいあいと交流を楽しんでいる中、1時間、2時間、3時間…ただただポツンと座り続けているカオナシ。現れたのは今回が初めてではなく、過去のイベントでも会場の隅で目撃されている。
苦行に見えるカオナシコスプレをなぜ続けているのか。中の人“さばと(@sabato1156)”さんに話を聞いた。
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