戸田恵梨香「西田さんの足が心配でした」
ドラマのキーパーソンともいえる“謎の女性介護ヘルパー”さくらを演じる戸田は、自身の役柄について聞かれると「撮影に入ってもよく分からない役を演じるのは今回が初めてで、(ドラマ内で)感情や心境を吐露する場面もあるんですけど、すごく断片的な人というか、多面性なんですかね?すごく不思議な役で。自分の中でも統一感があるような、ないような…でも、それがさくらなんだなというのが分かってきた段階ですね」と、役への思いを語った。
長瀬演じる寿一ら家族と接する場面と、西田演じる寿三郎の前で見せる顔が異なる点については「じゅじゅ(=寿三郎)といる時はずっと乙女ですよね。今となっては自然に女になっていく感覚があるんですけど(笑)、その時々で(さくらは)変わるので、いつも楽しく探りながらできてるなって思いますね」と、気持ちを述べた。
さらに、第1話で寿三郎に“お姫様抱っこ”されるシーンについては「ずっと心配でした。オンエアだと5分くらいあるかな?っていうシーンだと思うんですけど、実際、撮影は何時間もやっているので、本当に西田さんの足が心配でした」と、撮影の舞台裏を明かした。
そして、長瀬と初共演となる寿一の弟・踊介(ようすけ)役の永山は、「本当に毎日幸せですね。僕たち世代の人にとっても(長瀬さんは)ヒーローのような存在なので、学生時代の自分に(この共演を)教えてあげたいですね」と共演の喜びを語り、「とても気遣いのできる人だなって思いましたし、いつも笑顔でうそのない、ありのままの感じでいる長瀬さんを見て、(想像通りで)うれしい気持ちですね」と、絶賛。
永山の告白を受けた長瀬は、照れた表情で「絢斗くんとは初共演ですけど、ナイスガイだなって個人的に思っています。まだ、撮影が始まったばかりなので、残りの撮影の中でいろいろな絢斗くんと触れ合っていきたいと思います」と応えた。