吉田鋼太郎ら、4人の“ビリー”のダンスに「みんな感動して泣いていました」
2月18日、ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」の製作発表記者会見が行われ、日本初演キャストが勢ぞろいした。
まずは応募総数1346人より、1年がかりのオーディションで選ばれたビリー役4人が「Electricity」のパフォーマンスを披露。続いて吉田鋼太郎や益岡徹、柚希礼音ら大人役キャストも登壇し、作品に懸ける思いを語った。
ビリー役の加藤航世は「舞台に出る前はすごく緊張していたんですけど、踊っていたらすごく楽しくなってきて、最後は拍手ももらえたので、すごく楽しかったです」とあいさつ。
続く木村咲哉は「僕も航世くんと同じで、最初は緊張していたんですけど、踊ってる間にどんどん緊張を忘れていって、自分でもいい踊りができたと思うのでよかったです」と初披露の感想を話した。
また、前田晴翔が「緊張していて、あんまり覚えてないんですけど…。とてもイイ気分でした(笑)」と初々しくコメントすると、未来和樹は「これまで長い間、4人でコツコツと練習を頑張ってきました。それが今日、こうしてひとつの形となって、皆さんに披露できたことにとっても感動しました」と4人の絆の強さをうかがわせた。
そんな4人のビリーについて、お父さん役を務める吉田は「今、僕らも上の席から彼らの踊りを見ていたんですけれども、みんな感動して泣いていました」と絶賛。
続けて「今は勉強もしなきゃいけないだろうし、友達と遊びにも行かなきゃいけないだろうし、好きな女の子もね、ぼちぼちできるころだし(笑)。きっといろんなことをやりたい時なんだろうけど、そこをちょっと置いておいてこれをやって。
今日もうあんな踊れるようになってて、すごいなと思う。僕もいろいろと教えてあげることがあるだろうけど、僕も彼らから学びつつ、頑張っていきたいと思います」と、気を引き締めた。
宝塚出身の柚希も「ビリー役って、歌も歌えないといけないし、それ以外にもやらなきゃいけないことがいっぱい。オーディションを勝ち抜いた4人は、やっぱり魅力的です。何よりも純粋なものをすごく感じて、一緒にできるのが本当に楽しみです」と語った。
なお、WOWOWでは今夏に、同ミュージカルの制作過程に密着したドキュメンタリー番組の放送が決まっている。
今夏、WOWOWで放送