倉科カナ「自分の心が受け付けない役は初めて(笑)」
3月3日(金)にいよいよ最終話が放送される「奪い愛、冬」(夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。ついにクランクアップし、倉科カナ、三浦翔平、水野美紀、大谷亮平、秋元才加の撮影が終了し、取材に応じた。
本ドラマは、主人公・池内光(倉科)が、婚約者・奥川康太(三浦)、光の元カレ・信(大谷)、信の妻・蘭(水野)が互いに愛する人を手に入れようと激しく愛を奪い合う、“ドロキュン”ラブストーリー。
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婚約者と元カレの間で揺れ動く主人公・光を演じた倉科は「開放感が半端ないです! ニュートラルに(光を見つめたとき)、こんなに自分の心が受け付けない役は初めてでした(笑)」と意外な本音を披露。さらに、「同時に、奪い合うという行為は、みんなが不快だと思う部分に触れていくものなんだな、とも学びました。私の女優人生をいい意味で壊してくれたドラマでした」と、笑顔であいさつ。
そして、スタッフやキャストを笑顔で見渡した倉科は、「この現場はキャストもスタッフも皆さん、本当にいい方ばかり。光を演じるのが苦しいと思ったこともありましたが、皆さんのおかげでゴールまで走ってこられたな、と痛感しています」と撮影を振り返った。
すると、水野は「こちらは全員、カナちゃんに支えられていました!」と言葉をかけ、満面の笑顔で応えた。
いちずに光を思うが故に、壊れていく康太を演じた三浦は「いろいろ大変なこともありましたが、皆さんに支えられて最後まで演じきることができました。この作品を通して、僕の中でまた1個、扉が開けたと思います」と、新たな挑戦に手応えを感じたようだ。
信を愛するあまり、尋常ではない嫉妬心と執念深さによる怪演が話題となっている水野は「個人的にはとっても楽しく、のびのびと演じさせていただきました。しばらくのんびりしたいな、と思います」と、爽やかな笑顔でコメント。
光と蘭が愛し、奪い合われた信を演じた大谷は「本当に内容の濃いドラマで、自分なりに(非日常を)疑似体験できた感じで、とても楽しめました」と満足げ。
最後に、光を陥れて康太を手に入れようと暗躍する秀子を演じた秋元は「このような役は初めて。作品を通して、いろんな根性が座って、たくましくなれた気がします(笑)」と充実した笑みを見せた。
【3月3日(金)放送・最終話あらすじ】
婚約者だった康太と別れ、ようやく奪い返した元カレ・信と一緒になる道を選んだ光。だがその矢先、信が病で余命わずかであることが判明…。さらに、康太が信の妻・蘭の重大な秘密を暴いてしまった! それは、蘭と信が結婚するきっかけとなった、蘭の足のケガに関する秘密で…!?
その直後、信がまたしても倒れてしまった。光から信の健康状態を聞かされ、激しく取り乱した蘭は、何が何でも夫を取り返そうと決意。これまで語られることのなかった蘭の“衝撃的な本音”を知った信は、なんと蘭と共に光の前から去ってしまう!
大切な人を失い、ぼうぜんとする光…。そんな中、信が康太に、光への“決死の伝言”を託してくる。しかし、光を愛する康太は「そんなことできるわけない」と、跳ねのけ…!?
奪われたら、奪い返せ――冬の海のように荒れ狂う“奪い愛”。激しすぎる愛はやがて、目を疑うような“衝撃の結末”を迎える!
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる