高梨臨、「遺留捜査」で“孤高の女剣士”に!ワンカット長回しの殺陣に挑戦
高梨臨コメント全文「危うい強さを表現できたら」
――自身のお仕事でもある“女優”を演じるのは、どんなお気持ちでしたか?
女優という同じ職業なので、特に違和感はありませんでした。撮影のシーンなどで実際の撮影スタッフが劇中スタッフとして出演していたり、スタートやカットが、実際と劇中劇のどちらなのかわからず、みんなが混乱していたのが面白かったです。ひとつの作品の中で2つの役を演じることができ、とても楽しめました。
――恵はどんな女性だと思われましたか?演じる上で心がけたことなど教えてください。
「強くいないと!」と思っている女性だと感じました。「自分が頑張らないと…」と、あえて自分を孤独にして、奮い立たせているような弱さと強さを持っているなと思ったので、その危うい強さを表現できたらなと思い演じさせていただきました。
――劇中劇では、女剣士姿での殺陣シーンがありましたが、エピソードを教えてください。
久しぶりのアクションだったので、撮休の日にもお願いして稽古をしていただきました。ずっと戦うかっこいい女性の役をやりたかったので、劇中劇の中ですが、とても楽しめました。
最初のアクションシーンは長いワンカットで、何度もリハーサルをして挑んだので、ぜひ見ていただきたいです。
――上川隆也さんとは初共演ですが、共演してどんな印象を持たれましたか?
上川さんは、とても優しい空気を纏った方で、この作品のチームにすっと私を馴染ませてくれました。撮影はとにかく寒かったのですが、いつも気遣ってくださり、素敵な座長でした。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
ドラマの1話とは思えないほど内容が詰まった作品になっていると思います。アクションにも挑戦させていただきましたし、ドラマの中に出てくる劇中劇の台本は、中身が映らないのに最初から最後まで作られているんです。そういうスタッフさんの想いがつまった作品に参加できてとてもうれしかったです。物語自体も、切ないけど温かい想いがつまったドラマになっているので、ぜひ楽しんで見ていただきたいです。