声優人生を懸けたオーディション?
――今作「やくならマグカップも(以下、やくも)」にキャスティングが決まった時のお気持ちをお聞かせください。
田中美海:「やくも」にはすごいたくさんのスタッフさんがいらっしゃって、監督をはじめいろんな方が「姫乃はこういうキャラクターだよ」って直々に詳しく教えていただいたので、これで落ちたら「私、声優辞めろ」みたいな(笑)、それぐらいのプレッシャーを自分でかけて受けました。なので、受かった時はすごくうれしかったですね。
また、ロケもあると聞いていたので、これからどんな風になるんだろうなあっていうのも、もちろんありましたけど、他のメンバーは誰なんだろうなあっていうのもワクワクしながら気になっていました。
芹澤優:三華はオーディションの時に、自分で思っていたよりもテンションが高くて、「もっともっとテンション上げてください」ってディレクションをいただきました。だから受かったらすごいカロリー消費しそうだなと(笑)。「大丈夫かな?」「私にできるかな?」「もしかしたら、もっと若くて元気で活きの良い子が受かるのかもしれないな」って思ってたんです(笑)。
年齢も三華に近くて、生きているだけで元気な子っているじゃないですか? 私はそこまでじゃないので、「ええ…受かるかなあ」って感じだったんですけど、「芹澤さんで」って言っていただいた時は、「私の元気が偽物じゃなくて良かった!」って(笑)。
もしうそくさい元気だったら、三華って本物の元気で明るい子なので、「ああ、良かったあ」って安心しました。
若井友希:私は最初に、「岐阜県の多治見市が舞台のアニメだよ」ってお聞きして、私自身が岐阜県出身なので、(田中)美海と一緒で「これ受かんなかったら声優としてどうなの?」っていうぐらい「絶対やりたい!!」という闘志を燃やして受けました。なので、本当に受かってうれしかったですね。
やっぱり地元が大好きなんです。岐阜県に関わるアニメに出られるっていうのは本当に役者冥利に尽きると思いました。
本泉莉奈:私もオーディションの時に原作をちょっと触れてから臨んだんですけど、最初は十子の印象がクール強めというか、漫画の方だとあまり笑わない印象を受けたんです。でも実際そのセリフをやってみて「もっと笑顔でいいよ」などとディレクションをいただいた時に、自分が思っていたのとまた違う十子像だったので、そこから練り直してみました。
オーディションが終わった後は「大丈夫だっだかなぁ…」ってすごく不安だったんですけど、「お願いします」って言っていただいてめちゃくちゃうれしかったです。
4人の会話がメインになる作品なので、もちろん他のメンバーもどんな人たちなんだろうって楽しみでしたし、アフレコ以外の稼働もあるっていうのを事前に伺っていて、ロケもすごい楽しみだなって思ってずっとワクワクしていました。
2021年4月2日スタート
CBCテレビ 毎週金曜深夜0:55-1:25
TOKYO MX 毎週月曜夜10:30-11:00
BS11 毎週月曜夜11:00-11:30
MBS 毎週木曜深夜2:30-3:00
AT-X 毎週月曜夜8:00-8:30
アニメ公式サイトhttps://yakumo-project.com
アニメ公式Twitter@yakumo_project
<キャスト>
豊川姫乃:田中美海
久々梨三華:芹澤優
成瀬直子:若井友希
青木十子:本泉莉奈
豊川刻四郎:石川界人
土岐川幸恵:真山亜子
小泉真美:小川真奈
<スタッフ>
原作:プラネット・日本アニメーション
監督:神谷純
シリーズ構成・脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:吉岡彩乃
音楽:長谷川智樹
アニメーション制作:日本アニメーション
協力:岐阜県多治見市/一般社団法人多治見市観光協会/「やくならマグカップも」活用推進協議会
製作:やくならマグカップも製作委員会
(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
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