多治見の陶器は、カラフルで“映える”!
――ご自身の「陶芸」経験は? また今回役を演じるにあたり、「陶芸」へのイメージは変わりましたか?
田中美海:オーディションの時に「これは陶芸に触れておかないとだめだ」と思って、元々父が趣味で骨董品を集めたりとか焼き物を集めたりとかが好きだったので、お父さんが通っている陶芸教室に行かせてもらったんですけど、実際にろくろを回してみたらめちゃくちゃ難しかったです。
でも先生がちょっと手直しするとめちゃくちゃ素敵な湯飲みが完成するんですよね。それは今も使っています。やっぱり自分で陶芸をするってなると難しいなあっていうのは本当に感じました。
ただ、元々陶芸は渋いイメージがあったんですけど、多治見に行ってみたらすごいカラフルでかわいい陶器がいっぱいあって、「あ、なんだめっちゃかわいいじゃん!」って思って、本当に「やくも」を通じてさらに焼き物が好きになりました。
芹澤優:私は一人で京都旅行をしたことがあるんですけど。その時に時間があったので、ちょっと陶芸体験してみようかなと思ってやりました。その時は「意外と簡単じゃん!」って思ったんですけど、こういうのはあげられてもおじいちゃんとかお父さんとか渋い人たち向けかなと思って、お父さんにプレゼントしたんです。
でも実際に多治見に行ってみたら、東京で見るよりも全然ラインナップが豊かで、同世代の友達にお土産で渡せるような陶芸品は、今っぽくて「映えてる!」って思いました。
若井友希:私は「やくも」の実写パートのロケで初めて陶芸体験をさせてもらって、それまでは岐阜に住んでいてもやっぱり多治見に行かないと陶芸に触れることってないから、実際にやってみたら「こりゃはまるわ」って思いました。
「なんで今までやったことなかったんだろう」って思いましたけど、でもやっぱりやる機会ってあんまり生きててないじゃないですか。なので多治見って良い場所だなって思いましたし、人生でおもしろい体験ができたなって思いました。
本泉莉奈:私が最初にやったのは、小学生の時に行事でやらせてもらう機会があったんですけど、その頃は陶芸というものをあまり分かっていなくて、自分が作りたいものが全然作れなかったという思い出だけが残っていました。
でも、いろんな映画とか作品に陶芸が取り上げられていたりしていたのを見ていたので、陶芸への憧れはずっとあって。でもすぐできるかって言われたら、やっぱりそれができる場所じゃないといけなくて、なかなかこれまでできなかったですね。
今回やってみて変わったことはやっぱり憧れと、すごいアートな感じでいいなあっていうのがそのままありました。ただ自分がこうしたいとかこういう風に作りたいっていうのが全然できなくて。やっぱり、「ああ、難しいんだな」っていうのはやってみてから知りましたし、もっともっとやりたいなとも思いました。
あと一番は、こんなに焼き物が愛しくなるんだっていうのが、物だけどそれだけじゃない思い出とか、自分で作った思い入れもあるし、かけがえのないものなんだなって思いました。
――インタビューは後編へ。
2021年4月2日スタート
CBCテレビ 毎週金曜深夜0:55-1:25
TOKYO MX 毎週月曜夜10:30-11:00
BS11 毎週月曜夜11:00-11:30
MBS 毎週木曜深夜2:30-3:00
AT-X 毎週月曜夜8:00-8:30
アニメ公式サイトhttps://yakumo-project.com
アニメ公式Twitter@yakumo_project
<キャスト>
豊川姫乃:田中美海
久々梨三華:芹澤優
成瀬直子:若井友希
青木十子:本泉莉奈
豊川刻四郎:石川界人
土岐川幸恵:真山亜子
小泉真美:小川真奈
<スタッフ>
原作:プラネット・日本アニメーション
監督:神谷純
シリーズ構成・脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:吉岡彩乃
音楽:長谷川智樹
アニメーション制作:日本アニメーション
協力:岐阜県多治見市/一般社団法人多治見市観光協会/「やくならマグカップも」活用推進協議会
製作:やくならマグカップも製作委員会
(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
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