「ザ・ノンフィクション」1000回目放送は東日本大震災以降の番組の歩みをたどる
宮崎あおいコメント
――ドキュメンタリーのナレーションは自身にとってどんな意味を持っていますか?
声のお仕事は私にとって、とても大切で、楽しいものです。「ザ・ノンフィクション」が声を掛けてくださったからこそ、他の声のお仕事にも呼んでいただけるようになった、私のスタート地点だと勝手に思っています。なので自分にとって、とても大切な時間ですね。
――演技のお仕事とはまた違いますか?
違いますね。映っている方が主役なので、いかに邪魔をしないようにできるか気を付けて読んでいます。自分が見ている時に、ナレーションが気になってしまうと、物語に集中できない時があるんです。そうならないように、でもきちんと伝えるべきところを気持ちよく、皆さんに届けることができるようにと、考えてしています。
――改めて「ザ・ノンフィクション」を、どんな番組だと感じていますか?
ファンなんです。きっと映っている人も、その人たちを撮っている人も、みんな真剣で、その真剣さを映像から感じるからこそ見ている時に心が揺さぶられるのではないかと思っています。人間の良いところも格好悪いところも、全部さらけ出されているのが面白いし、それが人間だと思うから夢中になってしまう気がします。世の中や環境が変わっていくと、感じ方も変化していくので、その変化も含めて面白いなと思いますね。
※宮崎あおいの崎は正しくは「たつさき」
4月18日(日)昼2:00-2:55
フジテレビで放送※関東ローカル
出演:宮﨑あおい
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/thenonfx/