秋元康プロデュース・劇団4ドル50セントの女優の國森桜(くにもりさくら)が、舞台「夕凪の街 桜の国」にて、元AKB48の北原里英とともにW主演を務めることが決定した。
本作は、こうの史代による同名コミックを題材にした舞台で、昭和30年と現代を生きるふたりの女性を通じて、戦争が人にもたらした悲しみと、そこからの再生を描いた群像劇となっている。
2007年には、田中麗奈、麻生久美子主演で映画化、2018年には常盤貴子、川栄李奈主演でテレビドラマ化されるなど、今もなお、さまざまな派生作品が製作されている。
本作は、8月4日(水)~8日(日)東京・CBGKシブゲキ!!にて、8月14日(土)~15日(日)大阪・近鉄アート館にて上演される。
國森桜(劇団4ドル50セント)コメント
私は、広島県出身ということもあり、小さい頃から戦争についてたくさん学んできたので、戦争について語った作品に出ることで、世のなかにもっと広めたいと思っていました。そんななか、お客さんとして見ていた「夕凪の街 桜の国」の舞台に、まさか自分が出演できるなんて思ってもみなかったので、出演が決まったときはとてもうれしかったです。
今回、北原里英さんとW主演で、自分に主演が務まるのかすごく不安でいっぱいですが、選んでいただいたからには、自信を持って皆実役をまっとうしたいと思います。北原里英さんは、お会いした時とてもやさしく接してくださり、私のなかで「お姉ちゃんみたいだなぁ」と勝手に思っています!
戦争は、学校で学んだこと以外にも知らないことがたくさんあって、戦争中の出来事はもちろん、戦争後に生き残った人たちの物語にも注目してほしいです。私の知っていることや作品を通じて学んだこと、この物語を、若い世代を中心に少しでも多くの方に知ってもらえるよう、責任をもって全力で届けます。そして、この先もずっと語り継がれることを願います。
【東京公演】8月4日(水)~8日(日) CBGKシブゲキ!!(東京)
【大阪公演】8月14日(土)~15日(日) 近鉄アート館(大阪)
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