池松壮亮、初の本格的な父親役に挑んだ「アジアの天使」オール韓国ロケの新場面写真が公開
2021年7月2日(金)より全国公開となる石井裕也監督の最新作「アジアの天使」の新たな場面写真が公開になった。
映画「アジアの天使」は「舟を編む」(2013年)で日本アカデミー賞監督賞を最年少で受賞した石井監督が改めて初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ意欲作。それぞれが心に傷を持つ不器用な2つの家族がソウルで出会い、言葉や国籍を超えて“新しい家族”の形を築いていく様が描かれるロードムービーだ。
2つの家族が交流を深めていく
今回公開された場面写真は、そんな2つの家族が出会い、次第に交流を深めていく様子が切り取られている。
ソル(チェ・ヒソ)を偶然見かける剛(池松壮亮)は、一瞬の出会いだったが、ソルのどこか憂げな佇まいに不思議な魅力を感じる。そして、剛、学(佐藤凌)、剛の兄(オダギリジョー)がソウルから江原道へ向かう列車で剛とソルは再会し、ソルの兄(キム・ミンジェ)、妹(キム・イェウン)とともに日本人3人、韓国人3人の旅が始まることに。言葉が通じない中で最初はぎこちないながらも、食卓を囲みながら韓国料理に舌鼓を打ち、ビールを飲みながら互いを理解し合っていく。
また、江原道での美しい朝焼けの海辺で語らい合う剛と学の姿もあり、本格的な父親役は本作が初となる池松の父と子のやりとりも見逃せない。
2021年7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョー、キム・ミンジェ、キム・イェウン、佐藤凌
脚本・監督:石井裕也