<金スマ>人気声優たちが明かす秘話、野沢雅子&島田敏の即興バトルシーン、「進撃の巨人」神谷浩史の生アフレコに大反響
5月7日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、声優400人を抱える最大手、青二プロダクションに所属する人気声優24人が登場。一般男女3000人からの質問に回答したほか、生アフレコやアニメや作者との秘話を披露した。
人気声優24人が集結
今回は「金スマ中居VS今絶対に知っておくべき超人気声優24人」と題し、スタジオに「ドラゴンボール」の孫悟空役・野沢雅子をはじめ、「ドラゴンボール」のピッコロ役や「うる星やつら」の諸星あたる役の古川登志夫、「名探偵コナン」の安室透役・古谷徹など、人気声優が一同に集結。ナレーションは「ONE PIECE」のルフィ役・田中真弓が担当した。
洋画の吹替えを生本番で行っていた
トップバッターは、これまでに役名のあるキャラクターを250作品以上を担当してきたという野沢雅子。アニメデビューは1963年で、初めて主役を担当した作品は1968年放送の「ゲゲゲの鬼太郎」。
野沢は「あたし、この声優という世界で一本目をやってるんです。生本番ですから。もうとちったらまんま流れちゃう」と洋画の吹替えを生本番で行っていたと明かすと、スタジオからは驚きの声があがった。中居正広からの「何年前ですか?『ゲゲゲの鬼太郎』」の質問に、53年前の放送だとわかると、野沢は「お母さんのお腹の中でやったんですよね」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。
安室透にまつわる秘話を紹介
続いて、「名探偵コナン」で安室透、バーボン、降谷零のトリプルフェイスを演じる古谷徹が、人気キャラクター安室透の誕生秘話を紹介した。「名探偵コナン」の作者である青山剛昌氏が「機動戦士ガンダム」の大ファンであり、主役のアムロ・レイの声を担当したのが古谷徹だったことから、「アムロ」と古谷の名前から「透」を足して安室透を誕生させたという。
一般女性からの漫画家と友達になったことはあるか、という質問に古谷は「安室透をやったときに青山剛昌先生から会食のお誘いがありまして、元々『名探偵コナン』好きだったんでサイン色紙を持っていったんですよ。そしたら先生も持ってきててお互いにサインの交換をしました」と青山氏との交流を明かした。続けて、ストーリーに登場する安室透の愛車のナンバーが古谷の誕生日になっているという。
庵野秀明総監督への思い
また、「エヴァンゲリヲン」シリーズで赤木リツコ役の山口由里子が、同作の総監督を務める庵野秀明への思いを語る一幕も。中居から「前作から8年あいているわけですよね?」と聞かれると、「そんなにあいてる感覚がない」と山口。「ただ、映画が『序』『破』『Q』『シン』とありまして、『Q』からガラっと重い世界になった。それで8年あいてのシンだったので、どれだけ重かっただろうと…」とDVDを見たり考察を読んだりしておさらいをしたという。
Kis-My-Ft2の宮田俊哉から「山口さんが結末を知ったときはどう思いました?」と質問を受けると、キャストの中で全ての台本をもらったのが山口だけと明かし、「本当に全てのキャラクターに観てくださる方、みんなが納得いくように庵野監督がものすごい愛を持って作ってくださったと、読んだ時に。それが壮大なお仕事だと思って」と、感動のあまり自宅で30分間号泣したと語った。
続けて、「これで役者を終わってもいい、この作品に出られるならってぐらい感動しまして。最後は神様に庵野さんと同じ時代に生きさせてくださりありがとうございますとか言って」と胸中を吐露。感動っぷりを伝えていた。