NMB48が5月30日、大阪・難波のNMB48劇場で配信イベント「台本のないコメディー~NMB48スペシャル~」を開催した。
同イベントは前日の「はつなつ!ナンバトル~ドラ2VS次世代~」同様、本来であれば5月29日、30日に大阪城ホールで行われる予定だった「NMB48 LIVE 2021 in 初夏~はつなつ!ハツラツ!~」「NMB48 次世代コンサート ~戦わな次世代ちゃうやろっ!~」「NMB48 白間美瑠卒業コンサート ~みるるん、さるるん、ありがとう~」が中止(延期)となったため、急きょ決まったもの。
「台本のないコメディー~NMB48スペシャル~」は、水玉れっぷう隊・アキが主宰する「台本のないコメディー」とNMB48が初コラボという斬新かつ実験的なイベントで、“お笑い”にも強いNMB48のメンバーが、台本なしの全編アドリブによる即興コメディーに挑んだ。
第1部では「Overture」に乗って安部若菜、石田優美、石塚朱莉、梅山恋和、貞野遥香、塩月希依音、渋谷凪咲がステージに登場。渋谷が「皆さん、こんばんは! 今日は全力でコメディーをするんですけど、その前に全力でアイドルの私たちを見ててくださいね!」と視聴しているファンに呼び掛け、7人で「ナギイチ」を歌唱。
歌い終わった後、梅山と渋谷があらためてあいさつ。「不安やなぁ。でも、吉本新喜劇のレジェンドの皆さんがお手伝いしてくれるということで、きっと大丈夫だと金子(剛)支配人が言ってました(笑)」と言って、吉本新喜劇の水玉れっぷう隊・アキ、浅香あき恵、清水けんじ、吉田裕、鮫島幸恵を呼び込み、トークを展開。梅山も「初めての経験なので、ここで成長できたらいいなと思ってます」と笑顔で意気込みを語る。
今回の即興劇はNMB48のメンバー7人と吉本新喜劇のメンバー5人の12人で構成。時間は30分で、「ビンタ」「ダンス」「泣く」「大好き」「ものボケ」「モノマネ」「恨む」「実は…」と書かれた即興ルーレット、出演者が事前に書いた「ひと言せりふ」、警察手帳などの小道具を自由に使ってOKというルール。
物語の舞台は「広場の屋台」で、安部が金持ちマダム、石田が警官、石塚が借金取り、梅山が戦隊ヒーローのアクション女優を目指す高校生、貞野と塩月が女子高校生、渋谷がダジャレばっかり言う大阪のおばちゃん、アキが屋台バイトのおばちゃん、浅香が悪い芸能事務所の社長、吉田が誰かの父、清水が屋台の大将、鮫島が誰かの姉を演じる。
それぞれが役の衣装に着替え終わったところで、即興劇はスタート。誰がどのタイミングで登場するかも重要で、登場した人のせりふによってストーリーが変わっていくため、一瞬たりとも気が抜けない状態に。
ルーレットで予想外の笑いの場面が生まれ、ひと言せりふがミラクルを起こすシーンも。石塚は芝居経験も多いが、ほとんどのメンバーが舞台の経験が少ないので、初々しさや意外な一面も楽しめる30分となった。
ここで、コメディーに出演した7人に、加藤夕夏、川上千尋、小嶋花梨、上西怜、白間美瑠、原かれん、安田桃寧が加わり、NMB48劇場では初となる6月16日(水)発売のニューシングル「シダレヤナギ」を披露。
最後に、白間が7月7日(水)にNMB48卒業記念の写真集「REBORN」の発売が決定したことを発表し、白間が卒業記念の写真集に込めた思いを伝えた。
■「台本のないコメディー~NMB48スペシャル~」視聴チケット
白間美瑠 NMB48卒業記念写真集「REBORN」
7月7日(水)発売 2200円(税込)
ヨシモトブックス
【MV Teaser】シダレヤナギ / NMB48
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