斎藤工「高校時代はエッチなことばかり考えた(笑)」
映画「ブルーハーツが聴こえる」の公開直前プレミア上映会舞台あいさつが行われ、尾野真千子、市原隼人、斎藤工、豊川悦司、飯塚健監督、井口昇監督らが登壇。今作品はTHE BLUE HEARTSに衝撃を受けた6人の気鋭監督が、バンド結成30周年を機に企画を実現したオムニバス映画で、主演俳優たちが各作品の魅力を語った。
「ハンマー(48億のブルース)」に主演した尾野は、飯塚監督が書いた脚本の印象を「(女の心を分かっているのは)さすがだな、と思いました。共感できる作品です」とベタ褒め。
はるか未来を描いた「人にやさしく」主演の市原は「宇宙ですがCGではなく特撮をメインにしているんです。技術とは違いアイデアで作るというところで、味のある作品になったと思います。宇宙で浮遊するシーンでは、球体の中で360°くるくる回る撮影をしていて、夜通しずっと回ってましたね(笑)。でもすごく楽しかったです」と撮影エピソードを語った。
原発事故を扱った「1001のバイオリン」の難しい役柄について豊川は「現実にいらっしゃる方を演じるということで、役を作るというよりは寄り添うような形でやらせていただきました」とコメント。
また、「ラブレター」で高校生に戻り、初恋の相手を救うという役を演じた斎藤。この作品は監督の初恋のエピソードが詰まっていることから、自身の高校時代について聞かれると「高校時代は僕エッチなことばかり考えていて(笑)。男子校だったので、そこで人生の選択を間違えたのかもしれないですけど、映画のヒロインに恋していました。…やべぇやつだっていう(皆さんの)視線を感じますが(笑)」と語った。
井口監督が「太った男の子がどういう動きをするのか、というデブレクチャーをしました(笑)」と自身のぽっちゃり体形をネタにすると、「呼吸法…上を見て気道を確保するという人体のメカニズムを学べました(笑)。いつでも太る準備はできています」と斎藤が返し、会場を沸かせた。
映画「ブルーハーツが聴こえる」は4月8日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。