イベントでは、探偵たちが謎解きを行っていく作品にちなみ探偵に解決してほしいことを告白する一幕も。妻夫木は「なかなかないんですよね」とこぼしつつ、「早くコロナを解決してほしいですね。あと、どうやったら宣伝を介して、映画をヒットするのかということを解決してほしい。その方程式さえあれば、毎回やりますよね。でも毎回やると、『またかよ』ってなりそうですね」と苦笑い。
鈴木は、「探偵はなくしものを捜してくれるイメージ。黒いスカートを捜してほしい」と答え、「今朝、黒いシャツとお気に入りの黒いスカートで来ようと思ったら、スカートが見つからなくて。上黒いシャツで、下はスカートをはく前の状況で、ずっと捜していたのですが、諦めて別のスカートで来ました」と照れ笑いしながら打ち明けた。
浅野は20代の時に探偵に依頼したことがあるそうで、「おじいちゃんがアメリカ人で。ちょっとした情報がないけど、すぐ会いたかったので、探偵に電話したんですけど、無理ですと断られました」とエピソードを披露していた。
最後には、妻夫木が「日本人である自分でさえも、こんな日本があるんだなという新しい発見がたくさんありました。海外から見た日本という姿で、少し誇張されてる部分もありますが、そういう部分さえも笑わせてくれる熱量で、皆さんこの作品に挑んでいます。本当に笑えて、最後はホロリとくる部分もあり、映画館がまるで遊園地になったかのような感覚にとらわれるくらい、エンターテインメントをしている作品。ぜひ劇場で御覧になってください」とアピールし、締めくくった。
◆取材・文=TAKAMI
7月9日(金)公開
<スタッフ>
監督・脚本:チェン・スーチェン
提供:Open Culture Entertainment、アスミック・エース
配給:アスミック・エース
<キャスト>
ワン・バオチャン、リウ・ハオラン、妻夫木聡、トニー・ジャー、
長澤まさみ、染谷将太、鈴木保奈美、奥田瑛二、浅野忠信、
シャン・ユーシエン、三浦友和
【HP】detectivechinatown-movie.asmik-ace.co.jp