池松壮亮とオダギリジョーが共演した、石井裕也監督映画の最新作「アジアの天使」が7月2日(金)より公開。今回、2人が演じる剛と透の兄弟の人柄がうかがえる本編映像が解禁した。
2017年、映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」でアジア・フィルム・アワード最優秀監督賞を受賞し、その他にも2020年「生きちゃった」、2021年「茜色に焼かれる」など数々の名作を発表し続けている石井監督が、これまでの経験値に頼らず、初心に帰る作品としてオール韓国ロケを敢行し完成させた「アジアの家族映画」。
主人公の青木剛を演じたのは映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」「町田くんの世界」など、石井監督作品にはもはや欠かせない存在となった池松壮亮。
さらに、剛が身を寄せることになる韓国在住の兄・透には、石井監督演出の2015年のドラマ「おかしの家」(TBS)で主演をつとめたオダギリジョー。
元アイドルで売れない歌手のソル役には映画「金子文子と朴烈」(2019年日本公開)のチェ・ヒソが演じる。
剛と透は通りすがりのソルを守るが返り討ちに…
今回解禁されたのは、池松演じる剛と、オダギリ演じる透がけんかになるシーン映像。
元アイドルで売れない歌手のソルは所属事務所の社長との愛人関係を断ち切るが、社長はソルに、復縁を迫る。ソルの態度に怒りをあらわにした社長が、「お前はもう終わった女だ」と言い放つところで、たまたま通りかかった剛が仲裁に入る。
社長に「誰だお前だ!?」と凄まれ、もみ合いになるが、そこで透が登場し「俺の弟に手だすなや」と喧嘩に参戦する。透は殴られながらも「(剛)にげろにげろ、この人強いぞ、ごめんごめん!」といった調子でユーモラスな人柄も垣間見える場面になっている。
あらすじ
<ストーリー>
8歳のひとり息子の学(佐藤凌)を持つ小説家の青木剛(池松壮亮)は、病気で妻を亡くし、疎遠になっていた兄(オダギリジョー)が住むソウルへ渡った。ほとんど韓国語も話せない中、自由奔放な兄の言うがまま怪しい化粧品の輸入販売を手伝う羽目に。
元・人気アイドルのソル(チェ・ヒソ)は、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。
事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たち、どん底に落ちた日本と韓国の2つの家族が共に運命を歩む時、ある“奇跡”を目の当たりにする。
2021年 7月2日(金)テアトル新宿ほか全国公開
配給・宣伝:クロックワークス
出演:池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョー
キム・ミンジェ、キム・イェウン、佐藤凌 ほか
脚本・監督:石井裕也
製作:『アジアの天使』フィルムパートナーズ (朝日新聞社、RIKIプロジェクト、D.O.CINEMA、北海道文化放送、UNITEDPRODUCTIONS、ひかりTV、カラーバード)