そんな石橋が“脱モブ”するためにゲームにチャレンジ。ゴムのチューブを付けた石橋が、後藤と都築から妨害を受けながらもステージ中央の“モブから脱出するためのボタン”を押すというミッション。多くの妨害がありながらも、見事にボタンを押して“脱モブ”に成功した。
チャレンジに成功し、石橋は「最初は諦めかけたんですけど、諦めずにボタンを押すことができました。やっぱりガイも頑張ってるから、自分も頑張らないといけないと思いました」と、息を切らしながら、スポーツのヒーローインタビュー風に喜びを語った。
チャレンジ成功のご褒美として、ライアン・レイノルズから「ハロー、四千頭身!! ライアン・レイノルズです。『フリー・ガイ』の公開記念イベントに行けず本当に申し訳ない。どちらが石橋くん? あ、君ね。日本を代表するモブキャラなんだって? 気に入ってるかい? でも君は今日、脱モブチャレンジに挑み成功した。おめでとう。残念だけど、僕はそこに行って映画を宣伝できない。君たちに託すよ。本当に頼りにしてるよ」というビデオメッセージが届けられた。
予想外の“ご褒美”に大喜びの3人。さらに、公開を待っている日本のファンに向けても「待っていてくれて本当にありがとう。まばたきをする間もないアクションで、まるでゲームの中に入ったような体験ができます。映画館で見てさえくれればね。家での日常の繰り返しに飽きたら、『フリー・ガイ』は配信じゃ見られないから、必ず近くの映画館で見てくれよな。頼んだよ」というメッセージを寄せた。
そして、後藤が「自分がモブなんじゃないかと心当たりのある方、そうじゃない方も、こんな格好(うさぎの被り物)のヤツが言っても説得力がないんですけど、本当に泣けて、笑えて、素晴らしい映画なので、ぜひ足を運んでください。僕も全劇場を回ろうと思っているので、お会いできたらなと思います」とコメント。
また、都築が「エンディングにもひと展開、素晴らしいのが用意されていて、最後まで楽しめます。僕は3、4回ぐらい泣きましたので、皆さんも3、4回ぐらい泣けるんじゃないかと思います」と、石橋が「笑いあり、興奮あり、恋愛あり。映画の全てが詰まってるんじゃないかと思う作品ですし、僕みたいなものでも勇気をもらえると言いますか、心を動かされる作品なので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいと思います」と思いを伝えた。
最後は後藤が石橋に「モブは脱したんだな?」と確認すると、「モブは脱しました!」と答えるが、「モブのお手本みたいなコメントをしたよね。まだまだでした、こいつは」とツッコんでイベントを締めくくった。
映画「フリー・ガイ」は8月13日(金)より全国公開。
◆取材・文・撮影=田中隆信
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています