恋心に翻ろうされる壱成がかわいい
一方、早梅の様子から何かを感じ取っていた壱成はあとをつけ、早梅と成吾が入ったレストランに自分も入り、早梅のかばんに仕掛けた盗聴器で二人の会話を聞く。
そこで自分の話になり、早梅が「アイツにもいいところはあるし」と言われると照れたような表情に。そして恋愛対象かどうか問われた早梅が「そもそも向こうがそういう対象として見てないでしょ。(年が)10コも離れてるんだし」と言うと、「当たり前だろ」とつぶやいた。だが、早梅にとって恋愛対象かどうかに「ないよ」と言われると、壱成はガックリと顔を伏せた。
自分の本心にまだ素直になれていないが、早梅の言葉ひとつひとつに反応して表情をコロコロ変え、若さゆえに暴走もしてしまう壱成。初恋から10年がたち、早梅に「きれいになった」と言う、大人のスマートさを持ち合わせている成吾。そんな二人のドキドキ、キュンキュンする展開に、SNSでは壱成派、成吾派に分かれつつ、感想の投稿が盛り上がり、Twitterのトレンド上位に入った。
成吾のときは靴を履かずに去った早梅。10年後、壱成にも靴(“便所サンダル”ではあったが)を差し出されるという、奇しくも重なるシチュエーションになった“シンデレラ”の恋の行方に期待が高まる。
第6話は8月17日(火)に放送。早梅の元に元夫の正弘(井之脇海)がやって来て、謝りながら「友達からやり直せないか」と言う。自分勝手な正弘の言動に憤る早梅。成吾の介入でその場は収まるが、早梅は正弘と言い合ううちに大切なことに気付く。
(文=ザテレビジョンドラマ部)