劇場版「きんいろモザイクThank you!!」(公開中)の公開記念舞台あいさつが8月21日に東京都内の劇場で行われ、西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央が登壇した。
同作は、原悠衣の漫画作品の劇場版アニメで、イギリスでのホームステイを通じて心を通わせた日英両国の少女たちが日本で再会して同級生となり、幼なじみたちを巻き込んで繰り広げられるハートフルコメディー。2013年に第1期、2015年に第2期のテレビアニメシリーズが放送され、2016年にはスペシャルエピソードアニメが劇場で上映された。
高校3年生の忍(声・西)、忍の家にホームステイしている英国少女・アリス(声・田中)、忍の幼なじみの綾(声・種田)と陽子(声・内山)、イギリス人留学生のカレン(声・東山)の仲良し5人組は修学旅行へ。奈良と京都で楽しい時間を過ごす。修学旅行が終わり、5人はそれぞれの進路について考えるときがやってくる…というストーリー。
舞台あいさつでは、5人が作品の感想を告白。西が「試写を全員で一緒に見たのですが、オープニングのところからみんな泣きそうになっていたよね(笑)」と明かすと、内山が「今まで積み重ねてきたものがあるからこそ、最初から胸にくるものがありましたね」と同意した。
さらに、西が「途中でギャグとかも挟みつつ、最後は(キャラクター)みんなの進路が決まって卒業していくという、すごくきれいな流れで、人生を見ているかのような…」とストーリーを振り返ると、種田が「確かに! 走馬灯のように」と例えて会場を沸かせた。
また、アフレコについて種田が「(綾を演じる上で)わりと自分がやりたいように演じてOKを頂けました。アドリブなどを結構許容していただけるのも『きんモザ』ならではでしたね(笑)」と振り返ると、内山が「(陽子の役どころとして)ツッコミが大変でしたね! こういった情勢のため、どうしてもみんなそろってのアフレコがかなわず自分のシーンをまとめて録る感じだったんです。だからこそ、ツッコむところがすごく多いな、というのを録りながらさらに自覚したというか…(笑)」と発言。
すると、東山が「それは本当に感じました。『このツッコミに、お世話になってたんだな』って。安心してボケられます(笑)」とコメントして爆笑をさらった。
ほか、田中は「原作も読んでシナリオも読んで演じるから、『アリスは本当に成長したな。大人になったな』と思ってお芝居していたら、(スタッフから)『アリスが大人っぽく聞こえる』って言われたから、台本のいたるところに走り書きで『小動物』って…(笑)。“見た目のかわいさを忘れずに”という意味で書いたんだけど」と裏話を披露していた。
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