上田晋也インタビュー
――深夜から続く“くりぃむシリーズ”への思い、そして日「くりぃむナンタラ」がスタートするにあたっての意気込みを聞かせください。
僕らが学生時代や芸人になったばかりのころって、誤解を生む言い方かもしれませんが、こういうくだらない、何の足しにもならない番組がいっぱいあったんですよ(笑)。そして、僕らはそういうのがやりたくて芸人になったんです。
だからいまだに、こういうバカバカしくて何の足しにもならない「デジタル放送でお送りする意味あるのか!?」という番組をやらせていただけるというのは、本当にありがたいことですよね。
60歳、70歳になってもこれができていたら「芸人になって、くだらないことをずっとやらせてもらってよかったな」と言える番組になるので、長く続けて、僕らの金字塔になればいいなと思います。
「くりぃむナンタラ」は日曜夜10時台といういい時間帯で、お笑いにガッツリ寄った内容をやらせていただけるということなので、楽しい番組を作っていきたいなと思います。
日曜の夜といえば、これを見て寝るのではなく、もうちょっと後に見てほしいスポーツ番組もありますし(笑)、僕、16年半くらい裏番組に出ていたんですよね。それが終わるやいなや「お前、もう裏に行くのかよ!」と言われてしまうかもしれませんが(笑)、とにかく楽しい番組にしたいですね。
――「くりぃむナンタラ」でやってみたい企画はありますか?
子どもたちは、僕が進行をやっている番組には全然興味をもたないんですが「ミニスカート陸上」は「お父さんの仕事の中で一番いい」とほめてくれます(笑)。自分でやっていてもバカバカしくて楽しいんですけどね。
「ビンカン選手権」は、“in京都”など壮大なスケールでやったりもしましたけど、僕は初期のころのしょぼいのも好きなんですよ(笑)。そういうしょぼいのも含め、久々に「ビンカン選手権」をやってみたいですね。