壱成と成吾の対照的なキスシーン
壱成の言葉や表情にドキドキしている自分に気付いた早梅。そんなとき、早梅は芸者の菊乃(松井玲奈)に急斜面の場所で突き落とされてしまった。
菊乃の企みは、早梅のことが好きな成吾(岩田剛典)のためだったが、その歪んだ思いが実ることはなかった。
転げ落ちてけがをした早梅が懸命に戻ろうとしたのは、壱成と花火を見る約束を守りたかったから。菊乃の企みに気付いて探しにきた成吾に“お姫様抱っこ”で助けられても戸惑いの表情を見せただけで、成吾のキスを早梅は拒んだ。
その後、早梅と合流できた壱成は、成吾の「さっきはすまなかった」という言葉に何かを感じたようで、けがをした早梅を肩に担ぎながら「行くぞ、早梅」と初めて呼び捨てにした。
家に戻り、「(成吾と)付き合いたいって思わねぇの」と早梅に質問する壱成。「前にも言ったでしょ、昔は昔だって。今の気持ちは別だから」という答えを聞くと、壱成は「今の気持ちって?」と問い掛けながら突然キスを。
そして「俺の気持ちははっきりしてる。だからテメーは俺のことだけ見とけよ、バカ女」と告白した。
まさに恋模様が最高潮となったラストにSNSも「破壊力はんぱない」「呼び捨てからのキスは詰め込みすぎでしょぉ」などと大盛り上がりとなり、Twitterのトレンド1位に躍り出た。また、本作の主題歌を担当するLiSAも自身のTwitterに「キュン通り過ぎてどうきがやばい」と投稿した。
第9話は9月7日(火)に放送。悦子(三田佳子)と吉寅(高橋克実)が旅行で家を空けることになり、しばらく早梅と壱成の二人きりで生活を送ることに。そこに菊乃がやって来て、自分の本当の目的は何なのかを語り始める。
(文=ザテレビジョンドラマ部)