<恋い焦れ歌え>遠藤健慎が孤高のラッパー・KAI役に決定!「ラップに少しでも皆さんの目に触れる部分で携われたことが幸せ」
遠藤健慎コメント
「恋い焦れ歌え」にて、KAIを演じさせていただきました遠藤健慎です。熊坂監督とは今年の3月に出会い、今回ご一緒させていただくのは2度目、役者として何がしたいか...成人という一種のターニングポイントで、これから先のことを悩んでいた僕は、この作品に出会えたこと、熊坂監督はじめ、スタジオブルー・フューチャーコミックスの皆様と作品作りに携われたことを幸せに思うばかりです。
本作では、主人公である仁を追い詰めていく役どころになります。その中で生まれる素直な感情を出していいものなのかという葛藤やカットごとに変わっていく自分の感覚に戸惑いながら、稀に酔いしれたりもしてしまいながら何とかクランクアップまで漕ぎつきました。
思っているよりも下衆で汚い言葉も出てくるし、固唾を飲み込んで見守るようなシーンも多々ありますが、「汚くて美しい世界」を熊坂監督とカメラマンの南さんが作り上げてくださってます。そして、仁を演じてくださった稲葉友さんには感謝してもしきれません。
撮影に入る前のアクションやラップの練習から一緒に役作りの時間を共有し、たくさんのアドバイスをくださり、僕達だけにしか演じることのできない仁とKAIが生まれました。稲葉さんがこの映画の座長を務めてくださり、本当に良かったです。
最後に、この映画ではラップをしています。僕の学生時代から今に至るまで、「HIPHOP」は圧倒的に僕の大部分を占めています。そんなラップに少しでも皆さんの目に触れる部分で携われたことが幸せです。監修してくださったハハノシキュウさん、ありがとうございました。
できる全ては出してきました! どうかお時間があれば、劇場でメッセージが詰まりに詰まったこの映画を見てほしいと願うばかりです。よろしくお願いします。