清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月27日放送の第96話では、百音(清原)と幼なじみの“スーちゃん”こと明日美(恒松祐里)が2人きりで語り合う場面が描かれた。明日美の素直な言葉に、視聴者からも応援や共感の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
故郷に帰ることを決めた百音。その旅立ちの前夜、百音は「汐見湯」2階の下宿で一緒に暮らしていた明日美と2人きり、ピザやインスタント焼きそばを肴に語らっていた。
次々に地元に戻ることを決める幼なじみたちを見て、明日美の中にもモヤモヤが溜まっていた。「私、薄情かな」帰らない、と決めている自分の選択に迷いを見せる明日美を、百音は「そんなこと、思わなくていいんだよ」と穏やかな笑顔で肯定した。
明日美も、百音の悩みや葛藤をずっと見てきた。「モネが島に戻るって思えるようになったのは、本当によかった、って思ってるよ」。泣きそうになりながら百音の決心を一緒に喜ぶ明日美に、百音も「ありがとね。スーちゃんの、まっすぐで、友達思いで、明るいとこがずっと救いだった」と笑顔を返した。
視聴者共感「スーちゃんの存在があってよかった」
地元でもずっと一緒だった百音と明日美。登米と仙台で離れて暮らした時期はあるものの、上京後はひとつ屋根の下で生活し、誰よりもお互いのことを見てきた。そんな2人の友情が染み渡るような5分間に、視聴者からも感動の声が上がった。
「モネとスーちゃんの関係、いいな」「スーちゃんの存在があってよかった。いろんな考えがあっていい」「私もスーちゃんのように、自分と違う考えでも尊重できる人になりたい」。それぞれの道を尊重する2人、中でも「(地元に)帰らない」という自分の思いを大切にする明日美への共感や応援の声が飛び交った。