ラジエーションハウスに仲間が戻って来た!
前シリーズのラストで唯織(窪田)が渡米。杏(本田)は2年以上の間、唯織に「あなたが手出しできないくらい優秀な放射線科医になってみせます。だから必ず戻ってきてください」と約束したことをずっと忘れずに過ごしていた。
しかし、甘春総合病院では、新院長の灰島(高嶋)が病院の合理化を実施し、ラジエーションハウスの規模は縮小され、たまき(山口)、軒下(浜野)、威能(丸山)、悠木(矢野)は、それぞれ別の病院などに転職していた。残った裕乃(広瀬)は技師長の小野寺(遠藤)の様子がおかしいことに気付き、認知症予備軍を疑う。新たに加わった技師の田中(八嶋智人)はいるものの、どこか寂しい空気に包まれていたラジエーションハウスが、唯織の帰国によって動き出した。
唯織が戻ったばかりの甘春総合病院は、次々と緊急事態に襲われる。バイオリニストの真凛(田中みな実)がリサイタル中に倒れ、唯織たちがかつて命を救った写真家・菊島(イッセー尾形)の娘で妊娠中の由美(森カンナ)が腹痛に見舞われ、小野寺の脳の検査など、目の回るような忙しさの中で、一人一人の症状と向き合っていく唯織。
唯織の復職により、かつての仲間たちは続々とラジエーションハウスに戻り、小野寺の机には皆の「採用通知書」が積み重なっていくのだった。