同作は、中山七里の同名小説を映画化したヒューマンミステリー。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根泰久を佐藤が演じ、清原は保険福祉センターで働く円山幹子を演じる。
公開から約1週間がたち、今の心境を聞かれた佐藤は「皆さまの映画を見た感想などの声が届いております。非常にうれしく聞かせていただいています。そんな皆さまの支えがあるからこそこうやってまた舞台あいさつができるので、うれしいです。ありがとうございます」と感謝を込めた。
今作が初共演だという佐藤と清原。そのことについて聞かれ、佐藤は「満を持して共演させていただきました。ありがとうございます。でも、あんまり人のこと好きじゃないですか? 壁を作って現場にいるタイプですか?」といきなりいじりだす。
これに、清原は笑顔を見せながら「どういうことですか? そんなつもりはないです。できればみんな仲良く現場にいたいタイプです」と返すと、佐藤は「本当ですか? めちゃくちゃ怖い顔して現場にいましたけど…」と、重ねていじると、清原は「うそだ(笑)。やっぱり、集中していたんですかね。役作り…ということになりますかね」と笑顔で返していた。
現場ではあまり多く話せなかったということで、佐藤に今聞きたいことを問われると、清原は「最近、新しく生活に取り入れたことで楽しかったことってありますか?」とさながらマスコミ取材のような質問を。
すると佐藤は「僕は生活に何かを取り入れないんですよ」と全否定。続けて「ソファーに座って…気付いたら次の日になっているんです。謎解き(脱出ゲーム)とかは変わらずしていますけど、新しい何かを取り入れるみたいな、そういうんじゃないですよ。暗いんですよ…すいません」と申し訳なさそうに答えた。
また、役者として聞きたいことについて「この作品の撮影中にほっそりされていたイメージがあるんですが、減量とか…」と清原が聞くと、佐藤は「この(撮影当時の)タイミングではあんまり意識していなかったと思うんですけど、ただただ人相が悪かったよね、お互いにだけど(笑)」と回顧しつつ、またも清原をいじる。
思わぬ返しに、清原は「私もですか?(笑)」と驚き、佐藤は「こういう役をやると人相が悪くなるんですよね。そんなに体重が変わってなかったけど、そう見えたんでしょうね。(清原は)今はすごく優しい顔をされていますね」とフォローすると、清原は「やった~」と無邪気な笑みを浮かべる。
それもつかの間、駄目押しで佐藤は「これから(観客の)皆さん見られる方は、すっごいんだから。本当怖い顔をするんだから」と清原を“絶賛”していた。
下に続きます