反対に、清原に対して聞きたいことを問われ、佐藤は「まだ未成年でいらっしゃいますよね?なるほど…考えられないですけどね。20代中盤くらいに(見える)…堂々としている感じが。主演作品を10本以上やってきてます!っていう貫禄を撮影当時、1年以上前から持ってらっしゃいましたけど、あれは何でですか?」と質問。
清原が「えっ?」と苦笑していると、続けて佐藤は「堂々とされるんですよ。監督に何か意見するときだとか、誰かに意見するときも全く物おじしないというか。ちゃんと自分の演技の芯みたいなものを持っている。当然なんですけど、10代っていうのが信じられないんですよね。本当ですか? 昔からそういう子どもだったの? 先生とかに歯向かってたの?」と矢継ぎ早に聞いていく。
これに、清原は「うそはついてないです(笑)。どんなイメージが佐藤さんの中であるんですか?」と笑顔で返すと、さらに佐藤は「えっ、元ヤン?」と問い掛け、慌てて清原は「違います!(笑) 全然違います」とこの日一番大きい声で否定していた。
佐藤が「違うんだ…。でも、すごく堂々とされているんですよ。監督も思いませんでした?」と振ると、瀬々監督も「朝ドラ『なつぞら』で30歳くらいの役をやっていた時、堂々と演じられていてビックリしました。本当に大人っぽいですよね。その秘訣(ひけつ)は?」と追加で質問。
2人からの質問に、恐縮気味の清原は「私、現場でずっと緊張しているんです。たぶん動かないくらい緊張しているのが堂々としているふうに見えてしまっているだけで。今も冷や冷やしています」と明かす。
それを受けて、佐藤は「確かに初日舞台あいさつの時、変わらず凛とされていて、いざドアに入る直前に『すごい今緊張しているんです』って言われたときは…ちょっとかわいかったです。緊張してたの!?って」と語ると、清原は照れ笑いを浮かべていた。