夢はアメリカへの“筋肉取材留学”「日本との圧倒的違いを見てもらいたい」
――今後YouTubeで挑戦してみたいことはありますか。
僕は2006年10月から2011年2月にかけて4年半ほど筋肉留学をした中で、アメリカの筋肉事情がどれだけ最先端なのか思い知りました。サプリメントやジムのマシンなど日本にないような面白いものがたくさんあるんです。だから、YouTubeの企画で渡米し、アメリカの東から西までキャンピングカーで横断しながら、筋肉取材をして回りたいです。
――「筋肉取材」ですか。
そうです。アメリカにはとてつもなく広いジムもありますし、めちゃめちゃデカいボディビルダーも、ありえないほどの重さを持ち上げるパワーリフターもいる。スーパーマーケットなどで売られてるプロテインの種類も半端じゃない。やっぱり、アメリカって面白いんです。フィットネスの分野においては日本の20年ぐらい進んでいると言っても過言じゃありません。そういった日本との圧倒的違いを見てもらいたいので、“全米筋肉取材留学”をしたいです。
――面白そうですね。
以前に筋肉留学をした頃は、YouTubeでこれだけ自由に発信できるということを知りませんでしたからね。
――先日、トレーニング歴25年を記念した「なかやまきんに君の[日めくり]パワー!ワード!」が発売されましたが、こちらはどういった内容になっていますか。
人生と筋肉をパンプアップさせたい人全員に見ていただきたいものになっていて、僕が25年間の筋トレ経験を通して学んできたことを凝縮・厳選した31のパワーワードが書かれています。もちろん、真面目に「頑張りましょう」だけじゃなく、中にはクスっと笑えるような一言も織り交ぜているので、トレーニングのモチベーションアップや、仕事をポジティブに頑張るきっかけとして使っていただけたらうれしいです。
――最後に、長年鍛え続けて思う、筋トレの魅力・面白さを教えてください。
そのままですけど、ズバリ筋肉が変わることです。大人になると、大抵の人は背も伸びないし、顔も大きく変わりません。でも、筋肉は違います。自分の働きかけ一つで腕が太くなったり、腹筋が割れたりしますよね。こうした肉体の変化に伴って、見た目がどんどん変わっていくことがとにかく面白いんです。僕の価値観では筋肉があればあるほどカッコいいんです。筋トレをすればするほどカッコいい身体になっていくから、楽しくて仕方ありません。だから今も、週5~6日通い、ジムでトレーニングをするという生活サイクルを続けているんです。
文・撮影=こじへい
■定価1,320円(税込)
まいにちの体づくりをサポートする31の筋肉メッセージ!
なかやまきんに君の“筋肉哲学”が詰まった待望の日めくり。仕事でも私生活でも、悩んだり、くじけそうな時があるけれど、それは筋トレも同じ。そんな時、目標に向かって前向きになれる31日分のメッセージと、見事に鍛え上げられたきんに君の撮り下ろし写真を掲載。