小学生時代の夕方は「あぶない刑事」の再放送
ドラマが大好きな僕がドラマへの思いの丈を存分に語る連載がスタート。こんにちは、BLUE ENCOUNTの田邊駿一です。いやぁ、こんな連載ができるなんて本当にテンションが上がっています。このコラムをきっかけにドラマに興味を持ってもらったり、一緒に面白さを再確認してもらえたらいいなと思っております。
そもそもいつからこんなにドラマを好きになったかというと、7歳上の姉の影響が大きいです。そもそも我が家はテレビっ子な家族ばかりで、生活の中心にテレビが組み込まれていました。確かテレビがついていなかったのは晩ご飯のときくらいかも。それくらい毎日、テレビを見ていました。
そんな中、姉が見ているドラマを隣で見始めたのが小学校のころ。当時は、土曜9時の日テレ(日本テレビ系)のドラマに夢中になっていました。そのころ大好きだったのは「金田一少年の事件簿」。まだ小学2年生でしたが、スピード感ある映像にワクワクしました。ちなみに土曜日の夜は、8時から「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)を見て、それ終わりのニュースの間、6分でお風呂に入り、9時になったらドラマを見るというのをやっていて…。当時は、もうかなり充実した夜を過ごしていましたね。
そんな小学生時代の平日の夕方の楽しみは「あぶない刑事」(日本テレビ系)の再放送を見ること。じいちゃんは刑事モノが大好きだったので、いつもじいちゃんの部屋で、お菓子とお茶をもらいながら見ていました。子供心にあの世界観が大好きで、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)がすごくかっこ良かった。ちなみに僕はあのころから完全にユージ派。イケメンだけど、いつもはタカの後ろにいて三枚目を演じているというか。僕も小学校では今と同じような性格でどちらかといえば“ひょうきん”寄りの人間だったので、何かそういう雰囲気のあるユージに惹かれていってたみたいです。でも、今も好きな作品なんですよね。僕、ミリタリーオタクでもあるからモデルガンとかコレクトするのですが、そういう小物一つとってもカッコよくて。僕がポリス・アクションを好きになった原点はここにあるのかもしれないです。
そして刑事ドラマといえば、やっぱり欠かすことができないのが「踊る大捜査線」(フジテレビ系)。小学生の僕には全然意味が分からなかったですが、「あぶない刑事」とはまた違った社会派な感じに驚いた記憶があります。友達に刑事がいるんですが、「あぶない刑事」も「踊る大捜査線」もどちらもリアルな刑事像ではないって言っていました。やっぱりそうですよね。でもなぜかリアリティがあるのが不思議。ドラマのフィクションが現実を超える力を再確認させられます。
当時は今のように配信サービスがあるわけでもなく、リアルタイムで見るかビデオに録って見るかの二択。好きなドラマはリアルタイムで見ながらビデオに録るなんてことをしていました。そして放送の翌日の学校は、テレビの話でめちゃくちゃ盛り上がっていました。そう考えたら本当にテレビは生活の一部だったんだと思います。そんな生活を送っていたため、今でも僕にとってドラマは欠かせない存在になっています。最近では移動中にスマホでも見ることができるようになりましたが、僕はあくまでもテレビ派。大きな画面で、しっかりと腰を据えて見るのは昔から変わっていないです。
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