TikTokでは国内アーティスト最多の380万フォロワーを誇る、ONE N’ ONLY(以下ワンエン)。外国の曲に合わせてTikTokで踊ってみたところ、特に中南米・アジアでバズり、全歌詞ポルトガル語バージョンの楽曲をリリース。日本だけでなく、世界中から視線を集めているグループだ。そんな彼らの最新曲「We Just Don’t Care」は、攻め攻めだったワンエンの楽曲ラインから一気にハンドルを切り、聴く人を優しく勇気づけるバラード。「僕たちも弱いけど、一緒に歩むことで強くなろう」という励ましのメッセージが込められていると語る。
「今のあなたでも大丈夫」安心と勇気を届けるバラード
——「We Just Don’t Care」は、今までのシングルとはがらりと雰囲気を変えています。「ここに注目してほしい」と思うパートや、パフォーマンスの見どころは?
TETTA:サビの声は、全てファルセット。そこがボーカル的にはポイントだし、聴いてほしいところですね。これまでは声を張り上げたり、がなったりという、強めなアプローチでアタックしてきましたが、今回はファルセットで繊細さと儚さを表現しています。
NAOYA:ボーカルパートは未来や光に向かう前向きな歌詞ですが、ラップパートでは弱さを見せています。個人的に歌っていてグッと来るというか、感情をすごく込めやすい。KENSHINから始まって、HAYATOの強いラップになり、僕は優しい感じにしています。そこの歌詞がすごく共感できて、好きですね。
KENSHIN:あとはやっぱり、TETTAくんが歌う落ちサビのパート。「大丈夫 ゆっくり歩いても」という歌詞が、個人的にすごく刺さって。この曲は聴く人へのエールというか、優しく背中を押してあげる楽曲です。EIKUとTETTAくんが歌う落ちサビからラスサビへの上がり方は、鳥肌が止まらないです!
——この曲を通して、SWAGと呼ばれるファンの皆さんにどんな思いを届けたいですか?
REI:今までは強く発信することによって世の中への叫びみたいな感情を届けたいと思っていましたが、今回は「僕たちも弱いけど、一緒に歩むことで強くなろう」という励ましのメッセージを込めています。弱いのは決して自分だけじゃないと感じてほしいし、今までにないワンエンを受け取ってもらえたら嬉しいかな。
EIKU:いろんなことに挑戦する勇気を、届けたいですね。僕もいろんな人に出会い、たくさんの話を聞いたことで人生が変わりました。みんなにも好きなことをやってほしいし、諦めずに自分の夢を突き進んでほしいという思いを、この曲で伝えたいです。
HAYATO:嫌なことや悩みは人生につきものだし、僕たちにももちろんあります。そういう負の感情さえも一緒に共有して、お互い支え合って強くなっていきたい。SWAGとはそういう関係性でありたいんです。「今のあなたでも大丈夫だよ」と寄り添ってあげられる曲なので、みんなが少しでも安心できたり、頑張るぞと思ってもらえたらいいなと。
TETTA:自分のやりたいことができなかったり、不安やつらさもあると思いますが、それはみんな一緒。最終的には自分自身をちゃんと信じてあげれば、信じ続けたものがつかめるんじゃないかな。僕は自分にそう言い聞かせて、この曲を歌っています。そんな僕らが少しでもみんなの励みになったり、勇気づけられたらいいなと思います。
KENSHIN:挑戦しようとすると失敗を恐れたり、自信を失ってしまうこともあるはず。でもそれは、全然悪いことじゃなくて。この曲で背中を押すから、次の日からは1ミリでも前向きな気持ちになってもらえたらいいですよね。
NAOYA:今までのワンエンの楽曲と違って、一度聴いただけじゃ伝わりづらいかもだけど、何回も聴くからこそ伝わるメッセージがある気がします。「この曲を聴いて頑張ろうと思いました」と言ってくれる人が、ひとりでも増えたら嬉しいです。
https://one-n-only.jp/
●ONE N' ONLY 公式YouTube
https://www.youtube.com/c/ONENONLYTVOfficial
●ONE N' ONLY 公式TikTok
https://www.tiktok.com/@onenonly_tokyo?
●「ONE N’ ONLY〜X’mas Live 2021〜」
12月23日(木)18:30開演 Zepp Haneda (TOKYO)