フジテレビが運営する動画配信サービスFODで配信中のドラマ「ギヴン」のフジテレビ地上波での放送が11月22日(月)にスタートする。初回は22日深夜0時55分から、以降毎週月曜深夜に1話ずつ放送する。バンドメンバーたちの恋愛や成長を描く同作でバンドリーダー・中山春樹を演じる柳俊太郎に、作品の見どころを聞いた。※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が正式表記
「繊細な感情を扱った物語だと感じました」
4人のロックバンドのメンバーたちを中心に、彼らの恋愛や成長していく姿を繊細に描くキヅナツキ原作のBL漫画をドラマ化した「ギヴン」。FODにて全6話を配信中で、鈴木仁が高校生ながら卓越したギターの腕前を持つ上ノ山立夏(うえのやま・りつか)役で初の単独主演を務めている。
バンドメンバーはそのほか、天才的な歌唱力の持ち主の佐藤真冬(さなり)。ドラム担当、強面だがモテ男の大学生・梶秋彦(井之脇海)。そして、バンドの最年長者であり、ベース担当でリーダーを務める中山春樹を柳俊太郎が演じる。
彼らの恋愛や成長する姿を繊細に描く青春群像劇に、視聴者から「キュンキュンする」「演奏シーンがカッコいい」など称賛の声が多く、今回の地上波放送決定につながった。4人がバンドメンバーとして限られた時間の中で練習を重ね、リアルに演奏するライブシーンも見どころの一つだ。メンバー最年長の柳に、同作の撮影を振り返ってもらった。
――原作は2016年にドラマCD化、2019年にはフジテレビのノイタミナ枠でBLコミック原作初のアニメ化。さらに2020年8月にはアニメ映画化もされた人気作ですが、原作や台本で作品に初めて触れた時の感想を教えてください。
「繊細な感情を扱った物語だなと感じました。伝えたい本当の気持ちが中々伝えられなかったり、そこで生まれる関係や音楽を通して表現する人間味のある素直な感情が美しいと感じました」