上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。11月22日放送の第16回では、ついに稔(松村北斗)が出征した。出征前に安子(上白石)に語ったまだ見ぬ我が子への思いに、視聴者から感動の声があふれた。(以下、ネタバレがあります)
今週は第4週「1943-1945」を放送中。稔と勇(村上虹郎)が学徒動員で出征し、岡山も大空襲を受けるなど、終戦までのつらい日々が描かれる。
第16回冒頭では、稔が出征するまでの数日間が描かれた。
「早う戦争が終わってほしい。どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽も自由に聴ける。僕らの子どもにゃあ、そんな世界を生きてほしい。ひなたの道を、歩いてほしい」そう思いを語った稔。
出征の日が近づき、安子が寝室で「稔さん、どうかご無事で、ご無事で帰ってきてください」と涙を見せると、稔は「安子、泣くな。きっと帰ってくる。必ず帰ってくるから」とほほえみ、安子を抱きしめて「大丈夫じゃ」と安心させるようにつぶやいた。そして、稔は出征した。
NHK出版
発売日: 2021/10/25