沢口靖子(鳳丸子役)コメント
――第2弾のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
また八嶋さんとタッグが組めることを、とてもうれしく思いました。第1弾を見てくれた友人知人たちにもとても好評で、「ぜひまた見たい!」というお声もいただいていたので、本当にうれしかったです。
――“秘書役”八嶋さんとの再共演はいかがでしたか?
今回、八嶋さんの長ぜりふがあるのですが、すごく滑らかなせりふ回しで次々と言葉が出てくるのがお見事でした。丸子自身は後で気づくのですが、せりふの裏には丸子への愛情があったりして、またもや心をくすぐられてしまいました(笑)。
――丸子は衆議院議員2期目に入りましたが、演じる上で意識されたことは?
2期目を迎えてますます充実した気持ちと、やはり常に国民目線で国民の笑顔と幸せをいちばんに願っているという気持ちを変えずに演じました。
――第2弾の見どころを教えてください。
第1弾であんなに意気投合した丸子と幸田秘書ですが、今回は2人の間に隙間風が吹きます。また、丸子はたおやかな女性ですが、今回も政界にハリケーン級の大嵐を巻き起こします。ぜひ第2弾もどうぞ楽しみにしていてください。
八嶋智人(幸田光喜役)コメント
――第2弾のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
沢口さんもおっしゃっていますが、やっぱり僕のまわりでも第1弾はとても評判がよかったです。新型コロナウイルスに翻弄された時期だからこそ、さわやかで誠実な物語がみなさんの心に響いたのかなと思いました。第2弾が早々に決定したのは率直にうれしかったですし、やっぱり沢口さんにまたお会いできるのが何よりもうれしかったですね。
――沢口さんとの再共演はいかがでしたか?
舞台で初めてご一緒したのは20年以上前ですが、沢口さんは何ひとつお変わりない。外側はもちろん心も内臓もすべて美しい方なのだと思います。それに、なんといっても沢口さんがいると現場がパッと明るくなって、作品に向かうみんなの気持ちがひとつになるんです。
この丸子というキャラクターも、沢口さんのお人柄が反映されていて、政治を題材にしたドラマで軽やかさと誠実さを感じられるなんて、本当に稀有(けう)なこと。改めて沢口さんって素敵な人だなと思いましたし、尊敬の念を抱きました。
でも…面白いことなんて何もしていないのに僕を見るだけで笑うのはやめていただきたいです(笑)。
――丸子は衆議院議員2期目に入りましたが、演じる上で意識されたことは?
実際に“魔の2回生”と呼ばれた方々がいらっしゃいましたよね。魑魅魍魎(ちみもうりょう)に取り込まれてしまったのか、ご自身が慢心してしまったのか…。そうならないよう丸子さんにも注意喚起しておかなきゃという、幸田の秘書としての使命感が強く出すぎてしまったことが今回のストーリーにつながっていきます。
――第2弾の見どころを教えてください。
やっぱり沢口さん演じる鳳丸子という人間の“強さ”かな。丸子先生にはどんな圧力がかかっても意志を曲げない強さがあり、“強い人”は“やさしい人”なんだなと感じます。誰もがそうありたいと願いながらもなかなかできないことを体現してくれているドラマです。
見終わったときに心にさわやかな風が吹くと思いますし、今の世の中とどう自分が関わっていくのかを考えるきっかけになる作品ですので、ぜひご覧いただき何かを感じていただけたらうれしいです。
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