新川優愛(岩崎奈々江・役)コメント
最初にプロデューサーさんから「面白い役なので楽しんでください」と言われ、「どういうことなんだろう!?」と楽しみになりました。その後、脚本と原作を読んで「そういうことか!」と。面白さと同時に、難しさも感じました。というのも、私が演じる奈々江は普通では考えられない行動を取るし、私自身だったら言わないようなキツい言葉を人に投げてしまったりするんです。
ただ、物語を読み進めていくうちに「弱みを見せられず、人よりも何枚も多くよろいを着続けているんだろうな。素直でかわいそうな子なのかもな」と、受ける印象も変わっていって…。なので、なるべく彼女に寄り添いながら演じたいです。そして、波瑠さんが演じる主人公・望緒の真っすぐさも思う存分引っ掻き回したいです(笑)。
波瑠さんとは10代のときにモデルのお仕事でご一緒させていただいたことがあり、お芝居では“はじめまして”です。当時から現場の隅々まで見て、後輩である私たちのことも現場全体のことも考えてくださる印象があったので、今回も波瑠さんからいろんなことを吸収したいです。同窓会メンバーを演じられる皆さんは全員年上なので、甘えさせていただきつつ、楽しく撮影ができたらいいな、と思います。
今回は、私自身も「え、え、え?どういうこと!?」と続きが気になって、脚本や原作のページをどんどんめくってしまった作品。きっと視聴者の方にも同じように感じていただけると思います。ぜひ毎週お風呂からあがった後にテレビの前でスタンバイして、リアルタイムでご覧いただきたいです。
徳重聡(野瀬正・役)コメント
最近は変わった役を演じることが多かったので、今回も最初に「とんでもない秘密を抱えた役です」と聞いたときは驚かなかったんです。でも、いざ脚本を読んだら「おぉ…」と(笑)。今では「ヤバい人の役が来たな!」という実感に変わっております。
というのも、僕が演じる野瀬さんはもともと精神的なヤバさを抱えている上に、物語の中でさらに壊れていくんです。こういう役柄は初挑戦なので、また違った一面を引き出してもらえるのではないか…と、演じるのが早くも楽しみです。視聴者の皆さんに「うわっ、またこの人が出てきた!」と恐怖を覚えていただけるよう、一生懸命努めてまいりたいと思います。
主演の波瑠さん、さらに妻の優美さんを演じる黒川智花さんとも、今回が初共演です。波瑠さんは“体重や風貌をコントロールしなくても、瞬時に役を演じられる人”というイメージがあるので、お会いするのが非常に楽しみです。なぜそんなことが可能になっているのか、実際にこの目で確かめたいです。
黒川さんは、おしとやかだけれど、少しずつ芯の強さも垣間見られるようになる優美さん役にピッタリだと思います。そんな黒川さんと“秘密”のある夫婦を演じるのが楽しみです。
僕自身もまだ結末を知らないのですが、一度見始めてしまったら視聴ストップは不可能な作品だと確信しております。そんな作品に参加できて幸せです。
Happinet