生田斗真の自宅のリビングには…?
“ティーチイン企画”の最後には、高橋から生田へ「リビングに絵とか飾っていますか?」という質問が。突然の質問にきょとんとする生田だったが、「2つ飾っていて…1つはとんねるずの木梨憲武さんが書いてくださった絵で、もう1つは高校の同級生で歌舞伎役者の尾上松也から30歳の誕生日の時にもらった“押隈”(隈取を布に押し当てたもの)が飾ってあります」と回答し、高橋も思わず「かっこいい!」と感動した様子を見せた。
そんなプライベートが垣間見れた中、ステージ上には赤い布が掛けられたサプライズプレゼントが登場。極秘で進められた企画に生田も、「なんだこれ!?でかいぞ…」と驚きを隠せないでいたが、そのプレゼントが高橋描き下ろしの「生田斗真演じる“玲二”」の似顔絵だと知ると、喜びと驚きと感動が入り混じった様子だった。
また、MCの山崎夕貴アナウンサーから「ご覧になっていかがですか?」と聞かれた生田が、「憲さんの絵と、松也の押隈を倉庫にしまいます!」と答えると、会場からは笑いと拍手が。続けて、「高橋先生から玲二の絵をプレゼントでいただいたことはあるんですけれど、僕が演じた玲二を描いていただくことは無かったのでとてもうれしいです!」と、満面の笑みで感謝していた。
最後に高橋は、三作を通して玲二を演じた生田に対し、「素晴らしいですよね。はまり役っていうのは、こういうことですよね。本当にすごいなって思って、斗真くんでなかったら3までできませんし、驚きますよね。漫画はオーバーな表情を描くんですけれど、それを実写でこれだけ上手にできるというのはすごい才能だと思いますね」と、生田の演技を絶賛。
生田は「『土竜の唄』という作品、そして菊川玲二という役は僕の俳優人生を大きく変えてくれた役でもあって、玲二と『土竜の唄』に男にしてもらったなっていう感覚が非常に強いですね。今回、ファイナルを迎えることで俳優として、一人の人間として新たな段階に入っていかなきゃいけないなって思いました。玲二とお別れするのは寂しいんですけれど、玲二にきっちりさよならを言って、俳優として大きく羽ばたいていけたらと思いました」と幸せをかみ締めた。