米倉涼子主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第8話が12月2日に放送された。博美(内田有紀)の同級生・さつき役で瀬戸朝香がゲスト出演。がんを患い治療を巡って、博美と未知子(米倉)が対立しつつ、涙の展開となった。(以下、ネタバレがあります)
米倉&内田とゲスト・瀬戸朝香の同年代共演
同作は、フリーランスの外科医・大門未知子が一切の妥協を許さず突き進む姿を描く人気シリーズの第7弾。内田有紀、岸部一徳、勝村政信、西田敏行や前シリーズから仲間入りした今田美桜などおなじみのメンバーに加え、未知子と対立する新キャラクターとして、野村萬斎、小籔千豊、杉田かおる、要潤らが出演する。
第8話は、第4話で秋田の分院に飛ばされた海老名(遠藤憲一)の復活、そして第3シリーズ以来7年ぶりに看護師長・白木(高畑淳子)がまさかのガールズバー勤務での再登場に視聴者が沸いた中、物語は涙を誘う展開となった。
重篤ながんで、いくつもの病院で手術適応外だと言われたさつきは、一人息子の希望で、未知子や博美のいる東帝大学病院のケミカルサージェリーを受けるため入院。外科手術で切除できる可能性はゼロじゃないとする未知子に対し、さつきの気持ちを尊重する博美は「オペの可能性はゼロ」と言い放った。
やがてケミカルサージェリーの効果で腫瘍が小さくなり、外科手術にかける可能性が高まると、自身も未知子にがんから救ってもらった経験のある博美は「彼女(未知子)は失敗しないから」とさつきを説得。しかし、さつきは急変し、博美の手当てもむなしく、亡くなってしまった。
ちょうどその時、未知子は病院の広報室長・蝶子(杉田)の夫で、厚生労働事務次官・神部(宮川一朗太)のがん手術に臨んでいたのだった。
高校時代、ケンカするほど仲が良かった博美とさつき。それは、今の未知子と博美の関係にも似ていた。友情と信頼、そして医師として患者を救えなかった悔しさがにじむ展開となった。
視聴者からは「まさか亡くなるとは」「号泣した」「今までにない展開で驚きました。神回でした」といった声が上がった。