窪田正孝が主演を務める「ラジエーションハウスII 〜放射線科の診断レポート〜」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第10話が12月6日に放送された。胎児が患う病と向き合う渚(和久井映見)が、前例のない治療だと反対する病院側と戦う姿が描かれた。アメリカで、“レインボーベビー”と呼ばれる赤ちゃんたちがいることも紹介され、視聴者に感動をもたらしている。 (以下、ネタバレが含まれます)
渚が病院の判断を覆して命を救う
同ドラマは、2019年4月期に放送された「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の続編で、唯織(窪田)ら放射線技師たちが、医学界のルールや型にはまらない方法で病の原因を探り“視えない病”を見つけだしていく物語。
第10話は、前院長である渚(和久井)が入院中の妊婦・しずく(伊藤)のおなかの赤ちゃんの「純型肺動脈閉鎖症」のために心臓カテーテル治療を懇願した。院長の灰島(高嶋政宏)は、新生児に対する治療として前例がないため認められないと、外科手術で対処するよう指示を出したが、渚は一歩も譲らない。
しずくは、1人目の赤ちゃんを手術で亡くした過去があった。生まれた赤ちゃんの手術は「病院として最善の方法で患者を助けるべきだ」という鏑木(浅野和之)の一言で、渚や唯織で担当することになり、抜群のコンビネーションを見せた2人によって、小さな命を助けることができた。