「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」ストーリー
高梨雛子(高畑充希)は、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けるベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長秘書。社長の浅海(松田翔太)はカリスマ性のある男だが、直感で動く彼の“ムチャブリ”に、雛子は振り回されてばかり。仕事が忙しいせいで6年間彼氏ナシのまま、30歳を迎えてしまった。
クリスマスイブの夜、いつものように浅海から突然の電話が入る。社内で募っていた新規事業の企画に、雛子も応募しろというのだ。いつものムチャブリに雛子はヤケクソで、数年前に出した企画書の平成を令和に書き換えただけで提出する。
すると困ったことに企画は採用され、子会社設立の記者会見の場で、雛子は前ふりもなく突然社長に任命されてしまう。
右も左もわからないまま、浅海が買い取った創業50年の老舗フレンチレストランを、1ヵ月でリニューアルするよう命じられる雛子。一方、部下として配属された野心家でナマイキな若手社員・大牙(志尊淳)は、自分の新規事業の企画が雛子に負けたことを納得していない様子だった。
雛子は、そんな大牙たちと共にレストランへ向かうが、店が買い取られたことを知らされていなかったシェフたちは猛反発。社長就任早々、雛子は大ピンチに陥る。