杉咲花が主演を務めるドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)が12月15日、最終回を迎えた。赤座ユキコ(杉咲)と黒川森生(杉野遥亮)、仲間たちがたどり着いた結末に、視聴者からは感動の声が続出。「#恋です」がTwitterのトレンド世界一となるなど大きな反響を呼んだ。(※以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、色と光がぼんやり分かる程度の弱視の盲学校生・ユキコと、ユキコに恋するヤンキー・森生が織りなすラブコメディー。最終話では、ユキコと森生が別れを選んでから1年後のエピソードが描かれた。
ユキコは盲学校を卒業し、食品関係の会社で事務の仕事を始めていた。一方、再び無職になった森生は、鹿児島から東京に戻ってきていた。新しい仕事に就くまではユキコに合わせる顔がない、という森生。周囲に自分がいることを内緒にしてもらっていたが、ついにユキコにバレてしまい、ユキコと1年ぶりに向き合う――という展開だった。
生きづらさを感じるすべてのキャラクターに幸せが訪れた。森生のヤンキー仲間・花男(戸塚純貴)はハチ子(生見愛瑠)と結婚。ハチ子はアパレルで働くという夢に向かって突き進んでいる。
ユキコの姉・イズミ(奈緒)も、片思いの相手・獅子王(鈴木伸之)といい雰囲気。森生に思いを寄せていた獅子王は、告白して自分の思いに決着をつけた。そしてイズミに「イズミさんには弱い自分を見せてしまえてる。そんな人、初めてです」と打ち明け、「この先も自分が女性に恋をすることがあるのかは…。ただ、もしイズミさんがいいって言ってくれるなら、一緒にいたいです」と、正直な思いを伝えた。