波瑠が主演を務めるドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第1話が1月14日に放送された。本格ラブサスペンスと銘打たれた本作だが、初回からまさかの出来事が起き、衝撃を呼んだ。事件の真相を巡る考察が盛り上がっている。(以下、ネタバレがあります)
14年ぶりの再会から始まる悲劇
同ドラマは、2020年4月から講談社の漫画アプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の愛本みずほによる「愛しい嘘 優しい闇」が原作。ドラマ版ではオリジナルのストーリー展開が用意される。
第1話は、主人公・望緒(波瑠)が中学卒業から14年ぶりに開催された同窓会で、初恋の人や友人たちに再会。それが悲劇の始まりとなった。
中学時代の仲良し6人組の現状はこうだ。望緒は山梨から上京して長年の夢だった漫画家デビューを果たすも、その後は鳴かず飛ばずで、現在は漫画家アシスタントとして働いていた。望緒の初恋の人で、同窓会の発起人となった雨宮(林遣都)は、東京でIT企業の社長として成功を収めている。
そのほか、地元で両親とワイナリーを営む稜(溝端淳平)、東京で弁護士になった玲子(本仮屋ユイカ)、地元の名家に嫁いで専業主婦となった優美(黒川智花)、地元の会社に勤める奈々江(新川優愛)。
そんな彼らが卒業時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすと、「みんな 忘れないよ 中野幸」と書かれた紙を見つけた。転校生だった中野のことをなぜか望緒は顔を思い出せなかったが、急用で先に帰った雨宮を除いて、稜、玲子、優美、奈々江の4人の間には不穏な空気が流れた。