島崎遥香主演のドラマ「ハレ婚。」(毎週日曜夜11:55-0:25ほか、ABCテレビほか)が1月16日にスタートし、tvk(毎週火曜夜11:00-11:30)では、1月18日から第1話の放送が始まった。突然、出会った謎の男性・龍之介(稲葉友)の3人目の妻になった小春(島崎)が、複雑で不思議な結婚生活を送る。クルクルと変わる表情で戸惑いを見せながらも、現実を受け入れていく小春。その可愛らしさに思わずクスッとしてしまう異色のラブコメディーだ。(以下、ネタバレが含まれます)
出会ってすぐにハグからの「結婚しよう」
同ドラマは、2014年から「ヤングマガジン」(講談社)で連載され、累計260万部を突破したNON(構成 手塚だい)の同名コミックが原作。現代の日本を舞台に、条例により「一夫多妻制(=ハーレム婚、通称ハレ婚)」が認められた町で起こる夫1人・妻3人の結婚生活を描く。
東京暮らしで、既婚者とばかり付き合ってきた前園小春(島崎)は、恋に疲れ切って、故郷・北つばめ市へと帰郷する。そこで知らされたのは、父・哲郎(渡辺いっけい)が病に倒れ、実家で経営する喫茶店「ルパン」が、多額の借金を抱え閉店に追い込まれていることだった。
喫茶店を守りたい小春の前に、「ルパン」の常連客という龍之介(稲葉)が現れる。龍之介は、借金の肩代わりを申し出ると「結婚しよう…3人目だけど」といきなりプロポーズ。彼にはすでに超クールで嫉妬深い2人目の妻・まどか(浅川梨奈)と、セクシーかつ家事を真面目にこなす1人目の妻・ゆず(柳ゆり菜)がいた。このときは、小春が長ネギで龍之介をひっぱたき「ふざけんな!」と叫び断るという結果になった。