阿部寛が主演を務める日曜劇場「DCU」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第2話が1月23日に放送された。DCUメンバーの1人・瀬能陽生(横浜流星)が見せた海での救助シーンは迫力満点。瀬能の感情の揺れに焦点が当たったこの回、演じた横浜に大きな注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)
同作は、海上保安庁に新設された「DCU(Deep Crime Unit)」隊長の新名(阿部)をはじめ個性豊かなメンバーたちがさまざまな水中事件や救助、外部からの侵入対策など難事件に立ち向かう“ウォーターミステリー”。TBSと、ハリウッドでも活躍するケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社が共同制作するオリジナル作品だ。
第2話では、北能登の港で発生した殺人事件の解決に乗り出すDCUの姿が描かれた。事件解決までの期限は5日。新名たちは、地元刑事の坂東(梶原善)とともに捜査に乗り出すことに。
だが、DCUきってのダイバー・瀬能はなぜか陸での捜査を命じられる。幼い頃の記憶を取り戻すにつれ、海での恐怖の記憶もよみがえりPTSD(心的外傷後ストレス障害)の様相を見せ始めた瀬能に新名が気付き、水中での捜査から遠ざけたためだった。瀬能は坂東と組み、有力な証拠を見つけようと陸の捜査で奮闘する――というエピソードが描かれた。
そんな今回、注目を集めたのは、港近くで捜査していた瀬能が海岸でおぼれた子供を見つけ、救助するシーン。事態に気付いた瀬能は「落ち着いてください! 今、助けます!」と叫び、ジャケットを脱ぎ捨てながら全力疾走、そしてそのまま海中へダイブ! 美しいフォームでおぼれた子供のそばまで泳いで近づき、子供を抱きとめると「大丈夫だよ、大丈夫。力を抜いて…」と優しく話しかけた。
一連のシーンに、視聴者からは「全力疾走から勢いよく海に飛び込んだ横浜流星さんがかっこよすぎた!!」「飛び込んで救助までがすごく自然。流星くん、本当に泳ぐの苦手だったの!?」「パニックになってる子供を後ろから優しく包んで『大丈夫、大丈夫』って落ち着かせてる瀬能くんにキュンとした」「素の流星くんかと思うほどリアルなシーンだった!」と驚きの声が上がった。
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