安達祐実(第2話出演)コメント
中川龍太郎監督とは約1年前に映画「息をひそめて」でご一緒させていただき、今回が2度目のお仕事です。ぜひまたご一緒したいと思っておりましたので、とてもうれしかったです。
それぞれの銭湯に物語があり、そこに集う人たちにもそれぞれの人生がある。そんな場所や人々を通して“生きていくということ”を感じていただけたらと思います。
私が演じている長峰静音は、何だか1周回った感じのする人だなぁと思いました。寂しいとか悲しいとか幸せとか楽しいとか、そういうものを一通り経験して、今はとてもフラットな状態なんだと思います。そして、それを受け入れてワクワクしている人です。
日常の風景の中にドラマがあって、特別じゃない日々も少しキラキラしているものかもしれない。朝露みたいにみずみずしくて、優しいまぶしさに触れていただければと思います。
臼田あさ美(第3話出演)コメント
中川監督をはじめ、主演の小川さん、共演させていただいた方々、初めましての方ばかりでしたので、短い撮影期間でどうなるのかな〜とドギマギしていました。
ここに注目!というよりは、どんな時間も日常の中にあるというのを感じていただけたらと思います。
今回の吉川里穂という役は、強い個性があるわけではないけれど、自分の感性に正直に向き合って生きている人だと演じながら思いました。
肩の力を抜いて、銭湯の湯に漬かるような気持ちで見ていただけたらと思います。