マシンガンズ滝沢秀一“ゴミ問題”で地球をこわさないための特別授業を開講「“ゴミの分別”が地球を救える第一歩」<しくじり先生>
ゴミ清掃員として働きながら、ゴミ関連本を多数出版しているマシンガンズの滝沢秀一が登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30、第4金曜地上波放送終了後~ ABEMA SPECIALチャンネル)の1月29日の放送では、「みんなでゴミ問題を考えよう!地球の危機を救う緊急授業SP」と題した特別授業を開講し、“ゴミ問題”で地球をこわさないための授業を行った。
授業のオープニングに、「なぜ、今、ゴミのことを勉強しなきゃいけないのか?」と切り出した滝沢先生は、「コロナ禍で、家庭ゴミの量が急増している」と語り、東京23区では約5%のゴミが増加、練馬区だけでも1カ月あたり1,000トン以上のゴミが増えた月もあるといい、それは街中を走る清掃車(最大2トン)500台分であると説明した。
増え続けるゴミ問題を放っておくと、「2040年頃にはゴミの埋立地がいっぱい!日本中がゴミであふれかえる」「2050年の海は、魚よりもプラスチックゴミの量が多くなる」といった、おそろしい未来が待ち受けていると語り、「ゴミ問題のしくじりを直さないと、ガチで地球がヤバいんです。ひとりひとりが、ゴミと真剣に向きあわなくてはダメなんです」と警鐘を鳴らした。
「みんなでゴミ問題を考えよう!地球の危機を救う緊急授業SP」
滝沢先生の授業では、ゴミ問題の現状を知るところからスタートし、焼却技術の向上によって、昔よりも可燃ゴミとして出せるものが増えたものの、燃やして小さな灰にしたゴミでも、「それを埋めて処分する“最終処分場”が、20年後にはいっぱいになってしまう」と、日本が抱える問題について言及する。
日本の焼却炉の数は世界1位、ゴミの焼却量は世界2位であると発表すると、「日本は土地が少ないため、ゴミを燃やして、小さくしなければいけない」と、その理由も解説した。「ただ、燃やしていれば、“最終処分場”が埋まってしまう。燃やすことによって、二酸化炭素が発生するし、燃やせばいいという問題でもありません」と続け、燃やしたゴミを処分する埋立地がいっぱいになってしまったときの政府の対策について、「具体的には何も決まっていない」「ゴミのプロたちが一生懸命考えても、“これはどうしようもない”で止まっているんです」と語った先生に、「えー!?」「何やってんすか!」と、衝撃を受けた生徒たちだった。
海への環境破壊が危惧されているプラスチックゴミについて、日本におけるひとりあたりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界2位であると発表した先生は、プラスチックゴミによって「ウミガメ、イルカ、クジラなど、約700種の海洋哺乳動物に被害がおよぶ」と説明し、捨てるつもりがなくても、風などで飛ばされてしまったレジ袋やペットボトルが、めぐりめぐって川から海へ流れてしまうことがあると言い、「海のゴミの8割は、陸から流れたゴミだと言われている」「ふだんの生活が大事」と、生徒たちに危機感を抱かせていた。
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」
毎月第1~3金曜夜9:00-9:30/第4金曜地上波放送終了後~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送
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(※放送後1週間、無料視聴可能)
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【テレビ朝日】
毎月第4金曜深夜0:50-1:20
https://www.tv-asahi.co.jp/shikujiri/
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