俳優の本郷奏多が2月10日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の71回に出演。連続テレビ小説初出演を果たした。演じる役柄は、公式サイトによれば五十嵐文四郎。だが初出演の第71回でのクレジットは“無愛想な男”。同じくこの日からの登場となった川栄李奈“ひなた”とも初絡みを披露した。
「いつものおばさん、いないの?」
「カムカムエヴリバディ」は、昭和・平成・令和の時代をラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性の物語。戦争で夫と死に別れた祖母・安子を上白石萌音が、親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るいを深津絵里が、そして、時代劇の世界に憧れながらも、自分の道を見つけるために悪戦苦闘する娘・ひなたを川栄が演じていく。
本郷の演じる五十嵐文四郎は大部屋俳優で、のちにひなたの恋の相手ともなっていく存在。だが初登場シーンで恋の予感はまったくなし。母・るいから回転焼き屋「大月」の店番を任されたひなたの前にふらっと現れた。
「いらっしゃい、何個しましょ」と声をかけたひなたに「おばさんは?いつものおばさん。いないの?」と怪訝な表情で聴き返した青年(文四郎)。ひなたが「すいません、今ちょっと」と答えると顏をしかめ「…娘?」と尋ねる、という初対面だった。