映画「SING/シング:ネクストステージ」の日本語吹替版キャスト報告会が2月14日に都内で行われ、内村光良、長澤まさみ、斎藤司、大地真央、ジェシー、アイナ・ジ・エンド、akaneが登壇した。
斎藤司「ハナコ岡部あたりに代わってなかった」続投に感謝
まずは前作から続投となった内村、長澤、斎藤、大地の4人が登場。劇場支配人を務めるコアラのバスター・ムーンの声を演じる内村が「5年ぶりにバスター・ムーンの声を担当させていただきます。第1弾よりスケールアップしております」と、パワフルボイスのハリネズミのロック少女アッシュ役の長澤が「5年ぶりにアッシュの声を担当するとは思ってなくて、かなり苦戦しました。でも、きっと楽しい映画になったと思いますので、たくさんの方に見ていただけたらと思います」とあいさつ。
斎藤は「グンターが(続編に)いたこと、そしてハナコの岡部(大)あたりに代わってなかったことに感謝しております」と話し、場を和ませた。バスターを勇気づける元スター女優のナナ役・大地は「私自身、『SING/シング』の大ファンなので、こうしてまた出会えたことをうれしく思っております」と感謝の気持ちを伝えた。
内村光良「誰も代わらずキャストがまたそろったことがうれしい」
前作が興行収入51億円超の大ヒット。まさに待望の続編となったことに、内村は「映画で第2弾とかシリーズってあまり経験がなかったですし、誰も代わらずキャストがまたそろったことがうれしいです。斎藤がこがけん(おいでやすこが)に代わってたらどうしよう?とか思ったんですけど(笑)、(ミーナ役の)MISIAさん、(ジョニー役の)大橋卓弥さんも代わらずやってくれて。さらに新しい方もいらっしゃるということで、作品も素晴らしいものになってます」と、続編が決まった時の心境と完成した作品への自信を語った。
長澤も「『アッシュのお姉さんだよ』って最近紹介されることが多くてうれしいです」と続投の喜びを伝え、隣の席の斎藤に「斎藤さんにもお会いできてうれしいです」と声を掛けた。斎藤は「ビジネストーク、ありがとうございます(笑)」と答えながらもうれしそうな表情は隠せない様子。
そんな斎藤は「この世界に入らせていただいた時、まさか『ミュージックステーション』にレディ・ガガの曲で出るとは思ってなかったので、すごくうれしいサプライズを与えてくれた映画です」と、大ヒットした前作の時に歌番組に出られたことへの感謝を伝えつつ、「最近は歌メインにやらせてもいただいてます。劇場の持ち時間は10分ぐらいなんですけど、前は歌2分ネタ8分だったのが、最近は歌7分ネタ3分でやらせてもらっています。歌の方が得意なので(笑)」と冗談混じりに歌うことが好きだとアピール。