持ち前の明るいキャラクターで数多くの番組に出演している“めるる”こと生見愛瑠。3月4日に発売されるファースト写真集「はじまり。」(小学館)は、2012年のモデルデビューから10年となり、さらには3月6日に20歳の誕生日を迎える生見にとって、記念碑的作品となる。モデルとして歩んだ10代を「めちゃくちゃ一瞬だった」と振り返り、「この1～2年は3カ月ぐらいの感覚」と、近年の充実ぶりをうかがわせた。また20歳を目前に控え、「気持ちは10代のままでいたい」と明かした生見だが、「ティーンの代表」という看板が外れることには「正直ホッとしている部分もある」とも話した。
ファースト写真集は「素の私をさらけ出すことを意識」約3分の1は“すっぴんカット”
――まず、今回発売されるファースト写真集はどんなことを意識して撮影したのか教えてください。
ファースト写真集は20歳の記念に出したいと以前から考えていました。待ち望んだ記念の一冊なので、隠さずにすべてを出そうと。メイクやファンションを決め過ぎず、今までに見たことのない素の私をさらけ出すことを意識しています。
――“素の自分”ということですが、写真集ではすっぴんのカットも多いんですよね。
そうですね。今までやったことなくて勇気がいったんですけど、1/3ぐらいはすっぴんのカットになっています。テレビではしっかりメイクをするんですけど、今回の撮影では血色を足すくらいで。メイク崩れも気にせず、ナチュラルな姿を撮ってもらっていました。
――鹿児島でロケを行ったそうですが、鹿児島を選んだ理由は何だったのでしょうか。
おじいちゃんとおばあちゃんが住んでいるゆかりのある場所なんです。すごく落ち着くし、気が抜けるというか。本当に素になれるという意味も込めて鹿児島を選びました。
――鹿児島のロケ中で印象的なエピソードがあれば聞かせてください。
おじいちゃんおばあちゃん、いとこに8年ぶりに会えたことですね。めちゃくちゃ会えてうれしかったです。あとは、8年前は1人だったいとこが、3人に増えました。写真では見ていたし、電話で話したこともあったのですが、直接会うのは初めてで。テレビで私のことを見てくれていたみたいで「めるる好き」と言ってくれて、なんだか不思議な気分でした。
めるるの10代は「めちゃくちゃ一瞬だった」「この1～2年は3カ月ぐらいの感覚」
――今年でモデル歴10年になりますが、この10年を振り返っていていかがでしょうか。
めちゃくちゃ一瞬でした。しかもこの1～2年は3カ月ぐらいの感覚です(笑)。こんなに早く20歳になるなんて思いもしなかったですね。
――この1～2年は密度が濃い、ということでしょうか。
全然違いますね。ありがたいことに、本当にギュッと凝縮された時間を過ごさせていただいています。バラエティもモデルも女優業も、やりたいと思っていたことが少しずつできるようになっているのでうれしいです。
