3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。2月15日放送の第74回では、ひなた(川栄李奈)と“無愛想な男”(本郷奏多)の再会シーンがコミカルに描かれた。(以下、ネタバレがあります)
ひなた、ミスコンテストに挑戦
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンを繋いでいく異例スタイル。現在は、安子(上白石)の孫でるい(深津)と錠一郎(オダギリジョー)の娘・ひなたの人生を描く“ひなた編”第16週「1983」を放送している。
第74回では、ひなたが「ミス条映コンテスト」に出場するエピソードが描かれた。優勝者は賞金50万円に加え、大人気TV時代劇「棗黍之丞」シリーズに出演できるという。そのコンテストの演技審査で若侍の“進ノ介”役で登場したのが、数日前に回転焼きを買いにきた“無愛想な男”だった。
あの日の無愛想ぶりとは別人のように、カッコよく刀を抜いて悪漢を斬り倒す進ノ介。悪漢たちを蹴散らしたあと、刀を鞘に納める所作も美しい。片膝をついてお姫様候補たちに「そなたを幸せにしたい」「ついてきてくれるか」と甘くささやく姿はまるで白馬の王子様のようだ。
ひなた、進ノ介をバッサリ!
コンテストは滞りなく進行し、エントリーナンバー10番のひなたの番に。だが、ひなたはあの日男から掛けられた心無い言葉がチラついて演技に集中できない。<もしかして、焼いたことないの?ハッ、うそだろ><ふうん、引き算はできるんだ>…。