芦田愛菜と宮本信子が10年ぶりに共演する映画「メタモルフォーゼの縁側」(2022年6月公開)に、なにわ男子・高橋恭平と古川琴音らが出演することが分かった。高橋が映画に出演するのは、なにわ男子デビュー後初となる。高橋は芦田演じる佐山うららの幼なじみ・河村紡役を、古川は宮本演じる市野井雪とうららが出会うきっかけとなったBL漫画家・コメダ優役を務める。
「メタモルフォーゼの縁側」とは?
原作は、2017年に連載が始まって以降、じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の漫画「メタモルフォーゼの縁側」。
主人公のうらら(芦田)は、周囲になじめずひとりこっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高校生。もうひとりの主人公・雪(宮本)は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。
本作では、雪がきれいな表紙に引かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会ったふたりが、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLでつながったふたりが育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれる。
オールキャスト解禁!
このたび出演が発表された高橋、古川のキャスティング理由に関して河野英裕プロデューサーは、「紡は、どこか抜けているんじゃないかというくらい、今を肯定的に捉え明るく前向きに生きていける人。そんな佇まいを高橋恭平さんなら自然に醸し出してくれると思いました。BL漫画家コメダ優は、うららと雪にとっては推し、神様です。古川琴音さんが、その声、表情、身体を使って演じてくれれば、人間臭い神様が現れると思いました」と明かしている。
また、雪の書道教室へ親子で通う印刷所のおじさん・沼田を光石研、外国で暮らす雪の娘・花江を生田智子、うららのクラスのマドンナ・橋本英莉を汐谷友希、コメダ優のアシスタント・ちまきを菊池和澄、うららの母・佐山美香をT字路sの伊東妙子、雪の書道教室へ通う、沼田の孫・まさきを大岡周太朗が演じることも解禁された。