タレントのタモリが2月21日、都内にて開催された「新しい『本麒麟』新CM発表会」に、杏、高畑充希、國村隼、滝藤賢一と共に出席。グラスに注ぐ際に使うという“三度注ぎ”なるテクニックを披露した。
一同が出演する新しい「本麒麟」の新CM「一杯だけご用意しました ティザー」篇は、2月22日(火)より放送開始。この日の発表会では、ドレスアップしたキャスト陣がさまざまなトークを展開した。
CM撮影を振り返り、タモリは「スタッフが優秀なんでしょうね。すごいスムーズに行くんですよ」と回顧。「いろいろと演出が入るだろうと思って、『うまいね』と普通に言ったらOKになったんです。いつも(撮影が)早いんですよ。優秀だと思います」と撮影現場のスタッフを絶賛した。
続けて「ディレクターが言っていることもよく分かる。分からないディレクターって本当にいるんですよ。『何がやりたいんだ、こいつは』ってのがあるんで」とぶっちゃけ、「すみません、愚痴になってしまいました」と苦笑した。
また、タモリが以前、杏に教えたという“三度注ぎ”なるテクニックを一同に伝授する場面も。
タモリは、本麒麟をグラスに一度注いで泡が消えるのを待ち、二度、三度と注いでいく手法を披露しながら「儀式化するんです。『シュパッ、グッ』じゃ駄目ですね」と缶から素早く飲むのではなく、じっくり時間をかけることが大切であると伝えた。
待ち時間の長さに「おうちで我慢できるかな」とつぶやいていた高畑も、実際に試すとその味に興奮。「我慢します」と笑顔を見せていた。
タモリは「本当に味が違いますので、他の方々に広めていっていただきたい」と“三度注ぎ”をアピール。新しい「本麒麟」を誰に体験してもらいたいかと聞かれると「オリンピックも終わりましたので、バッハ会長に飲んでもらいたいです」と、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長の名前を挙げて笑った。
◆取材・文=山田健史