3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。3月3日放送の第86回ではヒロイン・ひなた(川栄李奈)の弟で野球少年の桃太郎が高校に入学するエピソードが描かれ、16歳の桃太郎役で青木柚が登場した。(以下、ネタバレがあります)
桃太郎、野球大好き少年に成長!
1992年、春。「大月」の店先では、めかし込んで記念撮影をする錠一郎(オダギリジョー)、るい(深津絵里)、桃太郎(青木柚)の姿があった。少年時代から野球に熱中していた桃太郎、進学先も“野球の名門・京都西陣高校”だといい、ブレザーの制服がよく似合う。
髪型もさっぱりとした五分刈りで、どこか高校時代の桑田真澄を思わせる。酒屋の森岡(おいでやす小田)に「ももたろさん!入学式か!」と声をかけられ、「ももたろさん言わんといてえな、おっちゃん」とはにかんだ。
「相棒」元日スペシャルに出演
演じているのは、2001年2月4日生まれ、21歳になったばかりの俳優・青木柚(あおき・ゆず)。小学生の頃から子役としてドラマなどに出演し、やがて映画「14の夜」(2016年)多田ミツル役、「アイスと雨音」(2018年)、「サクリファイス」沖田役(2020)、「うみべの女の子」磯辺役(2021)などスクリーンでも活躍。メインキャストを務めた映画「暁闇(ぎょうあん)」(2019年)では、無気力で孤独な中学3年生・コウを瑞々しく演じ、MOOSIC LAB 2018長編部門で男優賞を受賞した。